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伝える力③強い言葉を作る5つの技術

近年インターネットの普及により、情報が溢れる時代となりました。
10年で500倍以上の情報量になったというデータもあります。
メンズエステ業界で見てみるとセラピストの個人アカウントだけでも1万個近くあるかと思います。
見つけてもらうのだけでも大変です。

この情報が溢れる事で、世の中のほとんどの情報は無視されるようになりました。
情報のほとんどは無視されているという『99.996%はスルー』という本も出ているくらいです。

今までは言葉を仕事にする人だけが技術を磨けばよかったですが、今では一般の人たちも言葉磨きが必要になってきたのです。
メールも、ツイートも、企画書も、どれだけ強い言葉を作れるかは、この時代を生きる私たちの命題とも言えるのです。

では一体どうすればいいのか?
それは強く目立つ言葉を作る事です。

強い言葉を作る5つの技術

前回に引き続き『伝え方が9割』という本を参考にして強い言葉を作るテクニックを学んでいきます。

①サプライズ法

サプライズ法は2ステップで完結です。
1、伝えたい言葉を決める
2、適したサプライズワードを入れる

サプライズワード
・〜!
・びっくり、〜
・そうだ、〜
・凄い、〜
・なんと、〜


・好き→好き!!
・京都に行こう→そうだ、京都に行こう。
・1000円OFF→なんと、1000円OFF!


このサプライズ法は、みんな当たり前のように使っているので抑えておきたいですね。


サプライズワードは、自分が驚いた時ではなく、相手の心を動かしたい時に使いましょう。

②ギャップ法

ギャップ法は3ステップで完結です。
1、最も伝えたい言葉を決める
2、伝えたい言葉の逆の言葉を前半に入れる
3、繋がるように調整する


・これはあなたの勝利だ
→これは私の勝利ではない。あなたの勝利だ。
(オバマ元大統領)
・オンリーワンになればいい
→ナンバーワンにならなくてもいい。もともと特別なオンリーワン。
(SMAP 世界に一つだけの花)
・あなたを満足させます。
→他のセラピストでは満足できなくなるくらい、あなたを満足させます。


このようにギャップを作れば感動を作る事ができるのです。

③赤裸々法

赤裸々法は2ステップで完結です。
1、最も伝えたい言葉を決める
2、自分の身体の反応を赤裸々に言葉にして前に入れる

赤裸々ワード
・顔が真っ赤
・のどがカラカラ
・くちびるが震えてる
・息ができない
・目が合わせられない
・頭の中が真っ白
・手が震える
・心臓が飛び出しそう


・心臓が飛び出しそうなくらい、緊張した
・息ができないほどの、重苦しい雰囲気
・思い出しても顔が真っ赤になるくらい、素敵な夜でした


赤裸々ワードを入れて、生命力溢れる言葉にしましょう。

④リピート法

リピート法は伝えたい言葉を決めて繰り返すだけです。


・今日は暑い。ほんと暑い。
・まいにち まいにち ぼくらはてっぱんの〜♪(およげ!たいやきくん)
・会いたくて 会いたくて 震える〜♪(西野カナ)
・おいしい、おいしい、ピーナッツ
・気持ちよくて、気持ちよくて、眠ってしまいます

リピート法は歌に多い気がしますね。

リピートして、感情をのせて、記憶に残る言葉を作りましょう。

⑤クライマックス法

クライマックス法は、2ステップで完結です。
1、クライマックスワードから始める
2、伝えたい話をする

クライマックスワード
・これだけは覚えてほしいのですが
・ここだけの話ですが
・他では話さないのですが
・3つのコツがあります


・ここだけの話ですが、私を指名してくれたら特別なサービスがあります
・あなただけにしか言わないですが、一緒に居て楽しかったです
・3つのコツがあります。1つ目は…

このようにクライマックスを作れば相手に特別感を出す事ができます。そして、トークにメリハリもつきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
強く目立つ言葉を作る為に、5つの方法を紹介しました。
多くの人が使っている方法なので、これだけで必ず見てもらえるわけではありません。
しかし、知っていないと高確率でスルーされてしまいます。
使わないと忘れてしまいます。是非積極的に取り入れて情報化社会を勝ち抜きましょう。


【補足】

SNSの場合、
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
☆★☆★☆★☆★☆
*+:*+:*+:*+:*+:*+:*
のように記号で強調するのもいい方法かと思います。

【急募!】
【悲報!】
とかもよく見られるテクニックですね。


参考文献
伝え方が9割 佐々木圭一

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