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長年続けた同級生達との定期集まりで無駄に気付く、48歳の葉月①

ここ数年ずーっと「友だちってなんだろう?」と考えていて、気が付いたら人間関係断捨離していたというお話です。二部作でございます。恋愛のお話三部作と同様、自分の言いたいことをとりとめなく書く、マスターベーションでございます。www


同級生たちと再会

高校を卒業し進学の為に地元を去った私は、その後就職、結婚、出産と、それなりに順調に人生を歩んでいました。
しかし、離婚し地元に戻ってきたのです。
地元に戻り、それまで疎遠だった高校時代の同級生たちとたまに会うようになりました。高校時代が蘇ったように楽しかったのです。当時の先生の話や好きだった子の話、いつまでも話していられました。
みんなで旅行にも行ったし、定期的に飲み会もし、ボーリングや花火、色んなことをして遊んでいました。この頃、20代後半から30代の前半だったかなぁ。。。



3年、、、5年と時は経っていきます。



生き方に変化なし

35歳の頃、仲間の一人だけが恋愛し結婚したのですが、あとのメンバーは未だに全員独身です。
ほかのメンバーたちの名誉のためにも、それなりに恋愛や転職など人生の岐路があっただろうと書きたいのですが、そのような話は殆ど聞いたことはありませんでした。
いいように言えば、何も変わらない、のです。再会した当時と何も変わらない、話題も生き様も考え方もお金の使い方も変わりませんでした。
悪く言えば、成長がないというところでしょうか。愚痴を言いつつも現状に甘んじていて、向上心がないように感じていました。彼女たちは何事に対しても、どうせできっこないと自分を卑下しがちでした。



更に5年、、、8年と時は経っていきます。



劣化

みんな40代になっていました。20年前から変わらない同級生たちですが、唯一変わってくるのが老化です。
白髪や顔のシミやたるみ、アラフィフにもなれば劣化するのが当たり前ですよね。
いくら現状に抗わないナチュラル志向と言っても、白髪染めもせずシミを隠しもせず、だらしなく増えた脂肪を纏い、家でくつろぐようなファッション(ダサい)で出かけてくる彼女たちを見て内心なんとかしなさいよとは思っていたんですね。
でも、指摘なんかしません。
彼女たちは20年前から、ファッションにも美容にも無頓着でしたし、流行のメイクやファッションでキメているモデルやタレントを「こんな媚びたような恰好嫌やなぁ」とディスるのも日常でしたから。
媚びたようなファッションでも、自分が好きで好きな格好をし、それが自信になって自由に恋愛や仕事ができればそれに越したことないじゃないと、私は思っていましたが、口に出してはいませんでした、ずっと。
どうせ、この子達にはわからないだろうと、最初から話題にもしなかったのです。私自身、新しい服や靴や化粧品を買った所で、他の女子のようにキャッキャウフフする訳でもなく、全く興味無い様子の同級生達の前ではそんな話は一切しませんでしたから。


同年代女子と同級生の違いは

同級生の集まり以外で、自分と同年代の女性と会ったりすると、年相応に身なりを整え美意識を持ち、新しいことに挑戦しているさまに、
「普通はこうだよな。私もこうありたいし。」と安心しました。
と同時に、
「なんで同級生たちは自分を磨いたり、何かに挑戦したりしないのだろうか」
とずーーーっと不思議でした。
外見を必死に磨いても、内面が伴っていないと意味がないことはわかります。でもね、女の子っていつまでもキレイで可愛くいたいものなんじゃないですかね?そういうことに必死になる時期ってあると思っていました、少なくとも年頃の私はそうだったし(今でも諦めてはいませんが、ややしんどくなってきたw)、現在、年頃のうちの娘もプチプラコスメで必死に盛っているんですよね(笑)

ただ、同級生たちには一切そういう「色」みたいなのが無かった。無色透明といえば聞こえはいいけど、何にも染めることのできない染まらない頑固な「色無/いろなし」だったのです。

内心、この子達って何が楽しいんだろうな、そう思いながらも一緒にいました。