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実習日記 薬局19日目

午前中はまず、小児の散剤を5種類混ぜて21包にするために調剤したところ力価の計算は間違えなくできたが、分包するときに機械をうまく使えずやり直しになった。送られたものを選択してからやること学んだ。空いた時間に処方解析の課題に取り組んだ。78歳、男性、身長162㎝、体重60kgの患者さんでRp1)ガスターD錠20mg 一回1錠 1日2回 朝夕食後 14日分で血液検査の結果がSCL 1.32mg/dLだった。Cockcroft-Gault式よりクレアチニンクリアランスを求めたところ
推定CLcr=(140-年齢)×体重/72×SCr(mg/dL)
=(140-78)×60/72×1.32
=3720/32.4=40.25ml/minとなった。
クレアチニンクリアランスの基準値は100-120ml/minのためガスターD錠は腎排泄なので多すぎると考える。Cockcroft-Gault式は最近使っておらず、女性と男性の値も忘れていたため調べてから計算を行った。午後は一件服薬指導をするとなったが、授乳婦だったためどう服薬指導したらいいか分からず流れた。しかし、今回で授乳婦に対する服薬指導を少しわかった気がする。ミルクに移行している方もいるため、現在母乳のみですか?ときき、また、授乳中は控えた方がいいお薬ですので痛みに耐えられない時のみお使いください。気になるようでしたら授乳した後に飲んでいただくとよろしいかと思います。と服薬指導すると学んだ。

《指導薬剤師のコメント》

以前妊娠中の方にロキソニン処方されている処方箋が来ていたので、処方監査をしてもらいました。 妊娠末期は胎児に影響するためロキソニンは禁忌を確認してもらいました。 実際は出産後の処方でありましたが、授乳があるために指導に注意が必要なものでした。 授乳に影響する薬剤もありますので、患者プロフィール確認し調剤を行うことが必要なことを確認いただければと思います。 

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