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11年ニキビ肌の私が肌断食を1年続けてみた

結論から言うと”よかった”

私は10歳から1年前の21歳までニキビと戦っていた。いまも若干戦っているけど。単純に例えると、顔面全体にニキビが100個あったのが、現在は5個程度に治った感じ。

肌断食とは、簡単に言うと『化粧水、乳液、美容液とかやめて、自分の肌の力だけで頑張りましょうね〜』ってこと(個人の解釈)

肌断食を始めたきっかけ

肌断食を始めたきっかけは”その顔、痛くないの?”の一言だった。

正直ニキビ肌の人からすると、ニキビは痛くない。大きい赤ニキビとか潰しちゃったニキビ以外は触っても痛いと感じない。

でも見ている側からしたら顔面真っ赤で痛そうと思うだろう。私自身も鏡をみるたびに酷い顔だと思うしかなかった。
”痛くないの?”と言われた時、『痛くないよ〜』と言えず、思わず泣いてしまった。相手が心配して言ってくれていることは理解していたし、酷いなんて思わないけど、自分があまりにも惨めな気持ちになって爆発した。

肌のためにやったこと、やめたこと

・化粧水、乳液をやめた
・顔パックをやめた
・ワセリンを使い始めた
・皮膚科に通い始めた
・朝に白湯を飲むようにした(できるだけ)
・顔に髪が触れないようにした

・化粧水、乳液をやめた / 顔パックをやめた

まあ馬鹿みたいに肌が荒れまくっていたので、ニキビ肌に効く!とか赤みを抑えるにはビタミンC誘導体!とかそんなもので解決できるレベルじゃなかった。
不幸中の幸いと言ったらなんだけど、私はもう油田ですかってくらいの脂性肌なので、化粧水乳液ないと乾燥で死んじゃう〜っていうタイプじゃなかったから、あっさり化粧水と乳液はやめることができた。
顔のパックも同様。読んだ本の内容に『お風呂に入って身体に水が染み込むわけじゃないのに、外部からのアプローチで美容成分が体内に入ると思うな』的なことが書いてあったので納得した。

ターンオーバーに重要な角質層までは届くから完全に無意味ってわけじゃないけど、ターンオーバーどころか顔面ニキビという立派な病気にかかっている私にはそれ以前の問題だった。

・ワセリンを使い始めた

本当にこれは救世主。もう一生の相棒にしようって決めた。

使っているのはサンホワイトという種類のワセリン。ワセリンにも純度があるらしく、これは純度が高いものらしい。
ワセリンのいいところは、乳液とかと違って肌に染み込むようなものではなく肌に膜を作る、要するに保護膜の働きをしてくれる
赤ちゃんの肌にも使える優しいものだし、敏感肌で合うスキンケア用品がないよ〜って困っている人にもおすすめ。
私の使い方としては米粒くらいの大きさを手に出して塗り広げたら、顔全体にぺたぺたする感じ。
あくまでも米粒の大きさの量だけ。大量につけると鉱物油っていう油を塗りたくっていることになるから、ニキビの餌になりかねない。

・皮膚科に通い始めた

ニキビというものは立派な病気ということを改めて認識して、皮膚科の診療をちゃんと受けるようにした。(美容だけではどうしようもできない)
現在も皮膚科に通っているが、内服薬と塗り薬を処方してもらってそれを続けている。
私はズボラなので薬の飲み忘れとか最近になって増えてきたけど、バーっと肌が酷くなったり、大きな赤ニキビがどん!とできることはまずなくなった。生理前に小さい可愛いのが(可愛くはないけど)ポツポツできるくらい。

20歳過ぎてからニキビで皮膚科通い始めるのすごく恥ずかしかったけど、やっぱり病院は凄い。

・朝に白湯を飲むようにした

(この方の影響でしかない。生物学上同じ生き物な気がしない。なりたい。)
でも身体にいいことしていると、肌にもいいことしている気がすることが大事。気持ちの問題。

・顔に髪が触れないようにした

朝の準備の時間。お風呂上がって髪を乾かしたら。
とにかく顔には触れないようにしている。手で触ることもあまりしなくなった。
というか性格上、モサモサした髪型が苦手なのでこれに関しても抵抗なくできた。ロングだった時代はほぼ縛っていたし、ショートにした今はすっきりさっぱり。ショート最高。

肌断食を1年続けた成果

肌質は少しづつだけど変わってきている気がする。ニキビもほぼ無くなったし、小さくなった。
まだまだ油田王は健在だが、ニキビが最高に酷かった時と比べたらベタベタ感は少なくなった。
また、ワセリンのみのスキンケアを始めてから鼻の毛穴と黒ずみが格段に目立たなくなった。何が作用しているのか私は専門家ではないから分からないけど、ワセリンを使い始めたことは少なくとも私の肌には合っていたのかもしれない。

現在では

完全な肌断食ではないが、セミ肌断食は今でも続けている。
変わったことは化粧水を復活させたこと。

以前の私は肌に大きな病気(ニキビ)を抱えていたためスキンケアどころの問題ではなかったが、肌断食&皮膚科での治療が効果を発揮して、肌の免疫は上がってきたと思う。やっと普通の健康な肌の人と同じスタートラインに立てた感じ。
スキンケアを悪者にするつもりはないけど、どうしようもなく荒れたり、合った化粧品に巡り会えない時には肌断食も手段の一つかもしれない。

一旦自分の肌をリセットする意味ではとてもおすすめする。
ただ、個人差があるとは思うし乾燥が酷い人にはあまり向いていないと個人的には思った。

まとめとして

とてもいい経験になったし、いい出会いと別れができたと思う。
肌であれだけ悩んでいたのに、もっと早くこの方法に巡り合いたかったとかんじるほどやって良かった。
『絶対にやった方がいい!』みたいに押し売りはしないけど、同じように悩んでいる人だったり、少しでも興味がある人に『私はこんな感じだったよ〜』ってレベルで今これを残している。
あ、でも皮膚科には絶対にいった方がいい。本当に。
ニキビは立派な病気だから、医薬部外品では治らないっていうことはとっても伝えたい。

まだまだ美肌ではないし、スッピンで歩けるまでには至っていないのでまだまだInliving.(ririka)さんになる道のりは長い。

本当なまとめを言うと、

・肌断食めちゃいいよ(でも個人差はあると思うよ)
・ニキビで悩んでいる人は絶対皮膚科に行った方がいいよ
・白湯飲んでみろ、飛ぶぞ。

こんな感じ。
1時間半でバーッと文章にしたから、変なところあるかもしれないけどご了承ください。

終わり。

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