アパレル販売職を卒業する方法

私は２２歳で専門学校を中退後販売員になり
現在はブランドのコンサルティングをしております。
おそらく大半の販売職の方はとても将来が不安なのではないでしょうか？
その原因はお金だと思います。
アパレル販売員の給料は大手でもだいたい年収３００万くらいです。
しかし我々のようなファッション好きは、一般の人以上に自己投資します。

転職を考える方も多いのはお金が原因です。
今回は私もそんな生活をしていたので実体験から今考える
アパレル販売員を卒業する方法を紹介します。

・ファッションではなく小売業として考える
・隙間時間をとことん勉強に費やす
・店長になる
・インフルエンサーをとことん調べる
・SNSを本気でやる
・自分でブランドを作ってみる
・ホームページを作ってみる
・公私混同する

以上がもし今私が販売員だったら実行する事です。

・ファッションではなくビジネスとして考える

私自身ファッションを夢見てアパレルブランドに就職しました。
そしてお恥ずかしい事に２０代はほとんどプライベートのために稼いだお金は費やしました。
・毎月の洋服代
・飲み代
・夜遊び代
そして旅行です。
主にこれらに全てお金を使い切ってました。
なので仕事として割り切り全くビジネスと言う分野に関心がなかった。

しかしファーストリテーリンググループでの経験が私を変えるきっかけとなりました。
当時はユニクロがブラック企業でネットを騒がせていた頃でしたがとても素晴らしい教えがありました。
アパレルの中では研修がとにかく多い会社でそこで最初に暗記させられたのが「ファーストリテーリングウェイ」なる企業理念です。

正直当時は宗教かと思いました。。。

しかしその理念は今でも自分の中で大事にしてます。
興味のある方はファーストリテーリングのホームページで一度確認してみてください。
同時に販売職の私達に全員経営者の視点を持てと言われました。
今までなんとなく販売業務をして個人売りをとったら報奨金がもらえるくらいの考えでやっていた仕事の視点が一気に変わりました。
その時やっとファッションの夢から覚め
ビジネスとして考えられるようになりました。

それから論理的に店舗運営を考えられるようになりました。
結局は小売業でありオシャレ番付けをしている企業はないのです。
他の業種の方からすれば当たり前ですが、アパレル販売員で私が関わってきた人の半分くらいの人間はそこまで考えてません。
お客様第一はなぜなのか？
なぜ売れないのか？
企業は何をしたいのか？
自分はどんな事をすれば評価されるのか？
接客業務も私は当時研修で習った方法で後々他の業界でも使いました。
アパレルをビジネスとして考え物事を論理的に考えらる事が大事です。

・隙間時間をとことん勉強に費やす

勉強が好きな人は販売員ではあまり多くいないと思います。
私も勉強は嫌いです。
しかし勉強も結果的に勉強をした事が誰しもがあるはずです。

例えば
アメリカで生活をする事になったら
英語を覚えます。

販売をするために
商品を覚えます。

では、例えば販売を卒業するために何を覚えますか？

お金を得る方法を覚えます。
そのためには、情報収集と実践あるのみです。

私の場合は転売から始めました。

転売で食べていく事は私はおすすめしませんが
転売で自分で商品を買い付けて販売する事で
「安く購入し高く売る」事を覚えます。
転売というと悪いイメージがある方もいますが小売業をはじめほとんどのビジネスが原価に付加価値をつけて高値で販売して利益を出しています。

もし転売をするならまず中国のノーブランドを集めてBASE等で無料で
自分のお店を開いてみてください。
そしてSNSを使って集客する事ができればもう一人前です。

アパレルが好きな方はBUYMA(バイマ)もおすすめです！

小売業で特に意識しないといけないのが利益率です。

アパレル業界の各企業も利益率をあげるために生産コストを抑えたり
価格を調整したりしています。
これらは全て当たり前の事ですが、実践するととても楽しいです。

・店長になる

販売員を卒業する方法。。。

手っ取り早いのが今いるところで店長になることです。

マネジメントを鍛えればどの分野にも使えます。

店長をやりながら販売員を卒業するための下積みをするのが一番良いかもしれません。
そして店長として自身がやった事を全て数字で残す事が大事です！
例えば集客をするためにDMを配ったなら
・どんな内容のDM
・誰に向けて出すのか
・何枚刷ったか
・何人が来たか
・何名購入したか
これは立派な自分の資産です。
この経験は例えばECにも使えます。

何をすれば良いかわからない人＝何も残してない人。

どうせ会社に報告しろって言われる資料を自分の資産に変えましょう。
英語を今から覚えるくらいならこれに集中した方が良いです。

・インフルエンサーをとことん調べる

急にトレンド感のある話になりますが、
現代では広告＝インフルエンサーになりました。
広告の本質を考えてみましょう。

認知であり結果的に集客になります。

別にインフルエンサーになろうとしなくても良いです。
どのように集客をしているのかを調べるとすごく役立ちます。
例えば自分の好きなインフルエンサーでも良いです。
そこに集客のヒントがたくさんあります。

・SNSを本気でやる

インフルエンサーについて調べたら今度は実践です。
SNSを本気でやる事をおすすめします。
今自身が持ってる服の知識、趣味などを活かして発信してみましょう。
仮に1000人のフォロワーがいれば自分の作った服や
サービスが売れれば販売員の給料なんて余裕で超えます。

SNSは娯楽ではなく集客のツールです。

・どうしたら共感を得る投稿ができるか
・どうしたら誰かの役に立てるか

私はインフルエンサーで成功してる人は
思いやりがある方だと思います。
誰かのためにコンテンツを作ってそれが評価される。
すごく思いやりがある仕事だと思います。

・自分でブランドを作ってみる

私が学生の頃はまだSNSなどがそこまで普及しておらず難しかったのですが現代では自分のブランドを作るのはとても簡単です。
試しにググってみてください。
集客する事ができればあとはお客さんが喜ぶ商品やサービスを展開すれば良いのです。
ブランドやロゴを考えてショップを開設してみてください！

・ホームページを作ってみる

今まで紹介したコンテンツをまとめる掲示板を作って自分のブランディングを更にあげましょう。
これはどちらかというと対企業用です。
自身のやってる事業をまとめて掲載しておきましょう。
ホームページは現代ではプログラミングのスキルがなくても簡単に作る事ができます。
試しにググってみましょう。
調べればなんでも出てくる便利な世の中です。

・公私混同する

最後に好きな事をする事に時間の制限をかける事をやめるという意味で
公私混同です。
どんな資産家も最初は１日中働いてするべき事をしていました。

ビジネスもスポーツやゲームと同じように考えてやるべきです。

部活でレギュラーになるために
他の部員が帰った後に練習します。

ポケモン１５１匹集めるために
常にゲームボーイ持ち歩いて移動中もモンスターボール投げてます。

ビジネスも一緒だと私は思います。
好きな事でみんなに信頼されるためには積み重ねしかないです。

私もそんな当たり前の事を３０歳手前で気づいたのでとても後悔してます。
それからビジネスを初めてまだ1年半。
もし２０歳で気づいてたらもうベテランプレーヤーでした。
家族がいても飲み会に誘われても好きな事なら優先します。
それがただビジネスなだけです。

販売員を卒業するだけなら転職という選択肢もあります。
しかし転職をする前に自分の好きな事で勝負する事をおすすめします。
現代はそんな時代です。
ユーチューバーをはじめ一人で何億円も稼げる時代です。
雇われでは年収１千万も現代では厳しいです。
自分の人生を豊かにするのは自分です。
私も自分の可能性を信じて行動しました。
販売員の方や副業を探している方の参考になれば幸いです。