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コラム『ことばの魔力』vol.1「邂逅」


こんにちは。メモ魔塾特進科・諸葛亮孔明クラスのなおです。
私はメモ魔塾の中で前田塾長の言葉に触れ、普段から前田さんの言葉の使い方に影響を受けたり、面白いと思ったりする言葉がたくさんあるので、このコラムを通してご紹介していきたいと思います。

メモ魔塾特進科では、毎月前田塾長から課題が提示され、10クラス対抗で結果を競う「Mリーグ」が開催されています。
4月のMリーグ課題である「アートの乱」が終了しましたが、今回は前田さんが課題の投稿の中で使っていた『邂逅』という言葉がとても印象的だったのでご紹介します。

【邂逅】(かいこう)…思いがけず出会うこと。巡り逢い。

アートの乱に取り組む中で気づいたことですが、私は普段から美術館に行ったりする程ではないのですが日常の中にあるものにアートを感じることが多いのです。

例えば、街中でモノグラム柄の暖簾を見つけたり、レストランのカトラリーケースに赤や緑の良質な紙ナプキンが敷かれていたり、呑みに行った時に出てきたグラスが切子だったり。
何気ない生活の中でちょっとしたアートに出会った時、その思いがけない出会いにハッピー度が上がっている事に気づきました。

映画や音楽も好きでよく触れるのですが、1シーンや1フレーズにアートを感じられることが、心を掴まれるかどうかのポイントになっていることも分かりました。

先日行ったお店のコイントレーが津軽びいどろのようなデザインで、これにも私はアートを感じ、思わず「素敵なデザインですね」とお店のスタッフさんに伝えました。

そのお店のインテリアやサービスが素晴らしかった事もあり、きっとコイントレーという細部のものにまでこだわっているのだな…と感じたからです。

ところが、スタッフさんは予想に反して「当たり前にあった物で気づきませんでした。いつから持っている物なんだろう」と笑っていました。

それを聞いて、私にとってのアートとは『本人の意識しない所にも滲み出てくる、人への思いやりの心が表現されたもの』なのだと、アートの本質に気づかされました。

だからこそ、アートに出会うと心が動かされるのだと。

人生のふとした時の邂逅で幸福度を上げてくれるもの。
私もいつかそういうものを生み出す側になれると良いなと思います。
でも、日常の些細な会話や行動の中でも、自分や周りの人の幸福度をちょっとだけ上げるアートを表現する事はできる。

★①…伝言メモに面白いイラストを入れてみる
★②…会話の中でリズムや間、音色を意識してみる

まずは自分にできる小さなことから始めよう。
塾長の言葉とアートとの邂逅が、今日も新しい一歩を踏み出す魔力を与えてくれました。


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