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コロナワクチン接種副反応疑いの帯状疱疹の再活性化

今日、BSS山陰放送の記事を読みました。

副反応?1回目の新型コロナワクチン接種後「帯状疱しん」を発症…2回目の接種を迷った人に聞いた
https://news.yahoo.co.jp/articles/f222e0dea0ce48e89abebcb2398d534d462f07ae

ちょうど、コロナワクチン接種後の副反応の帯状疱疹について、ずっと気になっていました。

なぜなら、今年の3月に、家族のひとりが帯状疱疹を発症し、先週、やっと痛み止めの麻酔が終わったばかりだからです。
そのうえ、コロナワクチン接種の予約日はもうすぐ。

スイスでは、すでに2021年3月11日に、コロナワクチン接種後の重度の副反応として、「帯状疱疹の再活性化」が、8件記録されています。
日本語記事公式サイト、*英語では、reactivation of shingle)

この家族の帯状疱疹は、3月はじめ、目と口と顔の半分が腫れあがり、突然、頭と顔に赤黒い斑点が出来たことから始まりました。初めてのことで、何の病気かも分からず、目が開かないので、とりあえず眼科の診療所に行き、角膜炎と診断され、点眼薬で治ったところ、次に、皮膚科に行くように指示され、皮膚科の診療所で、やっと帯状疱疹と診断されました。

診ていただく診療科の順番が間違っており、帯状疱疹の診断がおりるまで時間がかかりすぎ、また、発症の場所が悪かったため(これは、この時事メディカル、梅原純子医師の記事を読んで、後から分かりました。)見事に「帯状疱疹後神経痛」で、三叉神経がやられ、頭半分の頭痛が止まらず、3、4月は一週間に一度、5月からは二週間に一度、痛み止めの麻酔が必要でした。

今回のコロナワクチン接種は、かかりつけ医にお願いするらしいのですが、この春の帯状疱疹では、眼科の診療所と皮膚科の診療所と大病院の麻酔科でしか診てもらっていません。つまり、このかかりつけ医は、この頭部の帯状疱疹の専門ではないのです。

もちろん専門外のお医者さまであっても、患者のために、コロナワクチン接種後の副反応に興味を持って、情報を集めていれば、「帯状疱疹の再活性化」の可能性についてご存知のことと思います。

このかかりつけのお医者さまが、このような情報を集めて検討するタイプであること、あるいは、ワクチン接種前の確認時に、「安全を保証できない」、「不明である」ということを正直に言って下さるタイプであることを祈るのみです。

副反応疑いの報告は義務ではないので、コロナワクチン接種後に普通でない症状があっても「関係ない」で済ませられることが多そうです。多くの方が、さまざまな副反応(疑い)で苦しい思いをしているのに、その経験がほとんど生かされていないこの状況を、非常に残念に思います。

コロナワクチン接種後の副反応疑いについて、海外では、かなりのデータが集まっています。日本でも、もうすでに、少なくはない数の、コロナワクチン接種後に亡くなった方や重篤な状態になっている方がいらっしゃいます。

この明らかになっている事実は、氷山の一角かもしれませんが、それでも、これらの副反応疑いの症状をデータ化して、国市町村のワクチン接種案内のページに掲示していただければ、有益な情報になると思います。まだワクチン接種をしていない人々とその家族にとって、本当の意味での選択が出来るようになります。

今の時点では、多くの方の同じ種類の副反応についてのみ、告知されているものの、少数派の副反応については、ほとんど無視されているのが実情です。海外では何例もある「帯状疱疹の再活性化」でさえも、今日の記事まで、日本では取り上げられていませんでした。近日中に、これまで疑いがあった症状の全てを、公に告知してほしいと願っています。

そして、重度、軽度にかかわらず、今から起こったワクチン接種後の異常についての追跡と報告を義務づけて、データを公表してほしいです。

また、多くのお医者さまが、各々、これまでの事例を検討して、本当のことをワクチン接種希望者に伝えるようにしてほしいと思っています。

普段の診療に加えて、ワクチンの受付、準備等、お忙しくてそれどころではない状態かもしれませんが、人の命や健康には、変えられません。もし、個々の接種希望者の状態とこれまでの事例を照らし合わせて、丁寧に検討することまで手が回らなければ、接種の担当を断った方が結局、命や健康のために寄与することになるのではないでしょうか。


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