マガジンのカバー画像

考えるための大事な視点・考力

329
考えていること、思考のヒントなどのnote
運営しているクリエイター

#プロジェクト

組織図のない職場にエフェクチュエーション理論の応用を

ソニックガーデンの倉貫義人さんと組織のネコナイトの仲山進也さんの「雑な相談」をするポッドキャスト『ザッソウラジオ』。木村祥一郎さん会「組織図の無い話し」の考え方が面白かったので、私が設計したGPTs「エフェクチュエーション記事執筆の伴走AI(β4)」と対話をしながら「組織図のない時代のプロジェクトマネジメント:エフェクチュエーション理論の適用」というnoteを50%くらい書いてみた。残りは自分で修正。 logmi「なぜ「組織図」は作った瞬間から劣化するのか?組織図を作るデメ

細部へのこだわり

かつて、とある町に非常に熱心なパン職人、ジョンがいました。彼の店は、いつも新鮮なパンの香りで満たされ、その美味しさは町で評判でした。彼は自分のパン作りに非常に自信を持っており、その秘訣を「細部へのこだわり」に求めていました。ジョンは、パン作りの一つ一つのプロセスを自分の手で行い、全てのステップを完璧にこなすことが良質なパンを作る秘訣だと信じていました。 彼の店が評判になり、日々の注文が増えると、ジョンはスタッフを増やす必要性を感じました。彼は自分の哲学を受け入れ、熱心に働く

AIを使ったアイデア生態系の考察

AIを用いてアイデアを生態系のように扱えるのではないか?というテーマでChatGPT4とディスカッションしながらまとめたのが本日のnoteです。 前提条件と2つのアイデア10,000人がさまざまアイデアを提案しています。 これをAIを使ってアイデアのマネジメントを行いたい。従来の一般的な考え方はカテゴリー分けや評価軸、キーワードを設定するものが多い。例えば評価軸や共通のキーワードをベースにした人と人のマッチングもこれに当てはまるのではないでしょうか。 しかしAIの計算能力や

デザイナーとかエンジニアの人に頼むときの基本中の基本

デザイナーとかエンジニアの人に、修正やデザインなどの作業を頼むときのポイントについて整理してみた。ゼロから始めるプロジェクトではなく、既にある程度出来上がっているもの運用的な作業。簡単に見えるかもしれないけど結構できていない人も多いので、noteに整理しておいた。 1. 目的を伝える。この日までに何を達成したいのか?どういう状態にしておきたいのか?を理由も付けて伝える。今回の目的を伝えるのだ。 例えば、7月7日は七夕だから、7月1日からは七夕キャンペーンを開催したいので、

プロジェクトをデザインする最初のステップ

プロジェクトをデザインする時の最初の3つのステップについて、ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズの白川さん達に伝授したもらったメモをベースに本日のnoteを書いています。これをベースにも色々とまとめていきたい。 1. プロジェクト・ゴールすなわち「成功の定義」を特定する プロジェクト・ゴールとは、 ・プロジェクトで達成したいことを簡潔に表現したもの。 ・どうなったら成功なのか」を明確に定義したもの。 「プロジェクト」には必ずリスクや困難がつきまといますが、それを避ける

デザイン学校の可能性

本日のランチタイムにデザイン学校の先生たちとオンラインでディスカッションする機会を頂いた。 本日の対話の中で改めて感じたこと、考えていることは、 デザイン教育の可能性の再認識 プロジェクトワークを教えるカリキュラムの重要性 デザイン教育って単純に綺麗に絵を描く、色を塗るなどテクニックではない。モノを創るクリエイティブの力の教育。 デザイン学校は授業そのものが、プロジェクトに近い。 卒業制作はプロジェクトワークそのもの。 「作品作り」は決められた答えを探すことではない

散らかったプロジェクトを整理する3つの”問い”

1年半前のnoteを加筆・再編集して再掲載します。 「散らかったプロジェクトの整理のためにプロジェクトファシリテーションに入って欲しい」という話が私にはあります。 私のファシリテーションに求められる期待値は「参加メンバーのスキルやマインド、組織の力学などを理解しコミュニケーションを活性化させる役割」に加えて、「プロジェクトに足らない全体設計や企画の部分を支援する役割」も担ったりします。 だからファシリテーターではなくプロジェクトファシリテーター。 そもそも「全体設計が

戦略は経営資源をどこかに寄せること。だから「戦略」は実行したら、どこかに弱い部分ができるよね?という話

2年前に書いたnoteを修正・加筆して再投稿。 正しい戦略は、正しく弱点をもつ 「戦略」とは、ヒト・モノ・カネという経営資源を、いつ、どこに、どれだけ集中投下するか?ということ。 別の言葉を使えば「片寄せ」 保有している経営資源をどこかに片寄せするわけだから、「新たに弱くなってしまう部分」が発生する。つまり、「戦略」がちゃんと「戦略」になっているのを確認する方法は、どこが弱くなるのか?を確認すればいい。 確認のポイント 「外資系コンサルタントの企画力」の著者、金巻龍一

越境が目的ではない

「越境することが目的ではない。」 組織の壁を越えて、越境して様々なプロジェクトに挑んでいく。杓子定規的な大企業は、そもそも組織毎の壁は高く厚い。そこを何とか乗り換えて、物事を進めていく『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』の世界。 越境って何だ? そもそも、プロジェクトに「壁」があることを前提にしていいのか? その前提が、思考を鈍らせていないか? このプロジェクトには「壁は存在しない」 これを前提にすることで見えてくる事はあるのか? そんな事を考えている、2月最初の週末

面白いワクワクするプロジェクト、社会的意義のあるプロジェクトに参画する方法

世の中には面白いワクワクするプロジェクト、社会的意義のあるプロジェクトは無数に存在する。今のあなたの目の前には無いかもしれないけど、確実に存在する。 そういったプロジェクトに参画する方法、つまり仲間になる方法として最も確実性が高い方法がある。 もちろん、あなたが凄いデザイナーやエンジニアじゃなくても、レアスキルを保有していなくても、凄いネットワークが無くても大丈夫。 今からでも獲得できるスキルだ。 それは 基礎中の基礎をちゃんとできる人が重宝される と言うこと。

組織のコミュニケーションはコストなのか?

2019年夏、偶然が重なり同じ日に、数人規模の経営者とカフェで情報交換、数十人規模の社長と数百人規模の会長を交えての3人でランチをしながら雑談。数万人規模の会社で巨大な工場敷地内で伝説的な研究者を交えてのプロジェクトディスカッション。その後はビール。 メモとして書いたのが以下のnoteだ 過去の自分と対話しているような感覚で楽しくnoteをかけた。 組織を上手に動かすために重要な3つのこと。 このnoteで何人かとディレクションした。その対話の中で幾つかアップデートできた

当たり前は人・チームそれぞれ。自分の当たり前を常に疑い、そして周りの人と確認したい

在宅勤務が始まって10ヶ月、2021年も在宅勤務が基本だ。この状態、前から仕事をしている人と、新しくメンバーに加わった人。それぞれの「当たり前」を調整することが凄く難しいって最近考えています。 具体的には、その人やチームにとっての「当たり前」が、後から来た人に共有されていないプロジェクトは無数にある。これ結構な課題。 だから、自分自身への戒めの意味も含めて、2021年の仕事始めのタイミングで2年前のnoteを加筆して記事にします。 プロジェクトワークでの「当たり前」とは

クエストチームに何を貢献するのか?って話

会社の枠を越えてのクエスト(プロジェクト)、私の周辺ではあちこちで始まっている。 プロジェクトに呼ばれるには何かしら尖ったスキルは必須。 尖ったスキルを持つ「異端」な人達。 勇者、魔法使い、戦士、召喚士、黒魔術師、暗殺者、僧侶、遊び人、様々なスキルを持っている人達。 私は何者だろう。呼ばれるために何を尖らせるか?をずっと考えている。その整理のためのnoteをmemoのごとく毎日書き続けている。 プロジェクトに集まる「異端」たち「異端」がプロジェクトに集まってくる。 私が気

モヤモヤ状態をスッキリさせるスキルと役割は大事だけど難しいんだよね。これ

よくある話、モヤモヤしているプロジェクトは巷に沢山ある。一人でもモヤモヤを抱えていたらプロジェクトの推進力は絶対におちる。 だから、どうやったらそのモヤモヤ状態をスッキリさせようか。可能な限り全員スッキリさせられないか?スッキリさせるためのフレームワークがつくれないか?この難題に何年も取り組んでいる。フレームワークと言っているのは、個人に依存しないって事だ。 話を少し変えると・・・。 私この辺は結構得意な方だとは自覚しているので、「私のノウハウを上手く言語化・フレームワ