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進展型小細胞肺がんの進攻・その2

10月半ばまでは何もありませんでした。むしろ健康。かなり健康。

前回『進展型小細胞肺がんの進攻・その1』
https://note.com/memo8/n/nfc57403d7f34

心不全の方の定期健診(2ヶ月に一度)で、比較的近所のO病院に行っている。行きは西荻駅からタクシー(無料のシャトルバスが留まっていれば乗る)。帰りは徒歩。やや自宅よりの中間地点に、やはり長年使っている調剤薬局があるので、のんびり徒歩で帰ってくる(病院から調剤薬局まで20分位)。

10月26日(土)が、直前の定期健診だったのだが、この時既にちょっと風邪をこじらせた感があった。循環器内科の担当のK先生(もう5年の付き合い)に話すと「レントゲン撮ってみる?」という提案はあった。「まーそこまでじゃないかなあー」でスルー。いつもの通り、もう何年も飲んでいる降圧剤と、こちらは比較的最近からの中性脂肪を下げる薬の処方をもらい帰宅。

帰りの徒歩帰宅時に「歩くの辛いな、ウォーキング再開はまだちょっと先かな」感はあった記憶がある。

その翌週が、元々の予定でかなり忙しかった。あっちこっちの顧客にアポイント取ってる系の仕事であった為、多少体調が悪くなろうがキャンセル出来ない。こういうフィールドエンジニア的に複数の客先に行く仕事は、実は初めてに近いんだが、パッケージソフトのカスタマイズということで、面白いところでもあった。

ようやく1日休んだのが11月6日(水)。既に体調はかなり悪化してる自覚があった。

11月11日(月)に、O病院・循環器内科に、緊急で検査予約を入れた(当日予約だと担当の先生がどーのこーのと色々あったが、そこは結局いい方向に突破)。もう対象が肺だと分かっているので、循環器内科の対象ではないんだが、どうなるにせよ、K先生の指示で動こうと思ったわけ。

この日はレントゲンと心電図の後、急遽CT撮影。勿論レントゲンで怪しげなモノが映っていたからだろう。結果は以下の通り。

・呼吸器外科の診察を受ける必要がある。紹介でき、かつ早いのは西新宿のT医大なので、既に最短の診察予約を入れた。11月15日(金)。
・取り急ぎ抗生物質を入れたいが、内服薬より点滴がいい。問題がないなら、T医大に行くまでここで入院して安静にしていて。

こういう事態になる事は薄々予感してた(ので、職場には速攻連絡)。

おれはタバコこそ止めないものの、比較的いい患者なので(これはホント)、全部言う事きいて即入院。実は、入院生活は嫌いじゃないんである。美味くはないもののヘルシーな食事が上げ膳据え膳、後は本でも読んで、寝たき時は昼も寝、起きたき時は夜も起き、生きるだけ生きたらば、死ぬるでもあらうかとおもふ。

というわけで、本格検査は11月15日(金)から開始。このT医大病院、丸の内線の西新宿駅からほぼ直通のやたら綺麗な大病院(昔木造建てのバラックみたいな大病院だった記憶がうっすら)。中央線で新宿まで行かずに荻窪で丸の内線乗り換えすると、こりゃ駅から直通で便利じゃの。ロビーにはタリーズあるし。が、夜景の綺麗な病院って、ちょっとどうなのよ。

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・11月15日(金):血液&尿検査、レントゲン、CT撮影(造影剤あり)
・11月18日(月):頭部MRI撮影(予約一杯で近所の於系列クリニック)
・11月19日(火):PET-CT撮影

と検査は進み、検査結果は11月28日(木)と言われていたんだが、ようやく職場に出社した11月21日(木)に、T医大から電話掛かってきて、明日結果聞きに来れませんか? と。

わざわざ28日に決まっていたものを、一週間も前倒しにして、いい結果なわけはありませんな。

次回『進展型小細胞肺がんの進攻・その3』
https://note.com/memo8/n/n4d8c882f7ee2


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