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進展型小細胞肺がんの進攻/スーパーマーケット編

末期がんと戦って勝たなければならない、それがプランA。が、自分は別にがんばって生きる必要はないのだ、今すぐ死んだっていいのだというプランBという選択もあるのだよという状況。

前回『進展型小細胞肺がんの進攻/コオロギ編』
https://note.com/memo8/n/n9f726650c8b4

どうやって死んでいくか。自分の痕跡を少しずつ消していって、誰も気づかないように小さくなって、やがて小さい点になって消滅したい。別に決してネガティブな意味合いではない。むしろ自分の人生の閉じ方として、精一杯ポジティブに考えての発想なんである。

自分が面倒をみないと、この組織はこの家族はこの子は、どうなってしまうのだと思わせる、もしくは法的責任がある、自分への依存者は存在しない事。あるいは、自分の能力・技術・経験に、何事かの過度な期待をする者は存在しない事。

こういう、まさに都会の仙人化した状況を作るのは、少なくとも、自分にはかなり難しかった。前者を達成するには、ある意味徹底的に冷たい人間にならないと駄目だったし、後者の達成には、他者からの期待を、多かれ少なかれ裏切り続ける勇気が必要だ。

I'm all lost in the supermarket
I can no longer shop happily
I came in here for that special offer
A guaranteed personality
スーパーマーケットで迷子になっちまった
もう買い物なんて楽しめない
お利口さんな性格が、あんなにセールしてた筈なのに

※ちなみに書くの忘れていたが、こうやって歌詞の日本語訳を載せる時は、全部おれの超訳です。昔よくやってた、意味を勝手に作ってしまう場合すらありますので、あしからず。

唐突だが、8とBは似ている。なので、長尾メモ8から長尾プラBに改名にしようかしら。というオチないオチで今回は終える。実は予定では、そろそろワンピースの話に繋げるつもりだったんだが、少年ジャンプが年末年始の合併号で、知っておきたい展開まで届かなかったのだ。がーん、人生、何事も予定通りには、いかないもんですな。がーん(←2回書いて何事かを強調してみました)。

次回『進展型小細胞肺がんの進攻/マインド・ゲームス編』
https://note.com/memo8/n/n68f3ca35b0d3




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