見出し画像

知恵の実、ストラテラ

はじめに

ストラテラを飲んで劇的にできるようになったことを書き出してみました。


できるようになったこと

聴覚情報にアクセスできる

前:直前に聞いた内容を忘れてしまう。聴覚情報のみの指示や長文のリスニング課題が苦手。小学生の時からずっと、「〇〇ページ開いて〜」が聞き取れず授業についていけなかった。

今:英語のリスニングが得意になった。人との会話が苦でなくなった。口頭説明のメモが取りやすくなった。

聴覚情報が苦手じゃなくなる

前:曲を聞いても歌詞はノイズのようなもので、情報として入ってこない。「この曲好きなんだ!」と言っても歌詞を知らないので変な目で見られる。外に出る時は周りの音が耳に入ってくることにイライラしてしまうのでノイズキャンセリングが必須。お化粧の時は絶対に無音じゃないとだめ。テレビがついているもんならテレビの音?リズム?に合わせてじゃないと動けずに3倍くらい支度に時間がかかる。

今:曲の歌詞が聴き取れる。なんと、音楽を聞きながらでも作業ができる。

したいことが出来る

前:床にものを落として、拾うということすらできない。すっごくすっごく面倒くさい。あとででいい。周りの人が痺れを切らして拾ってくれるか、落としたことすら忘れてものを無くすことがほとんど。

今:「めんどくさいけどしたいこと」が「できること」に。行動のハードルが下がった。お外に出たいなら準備を始められるし、勉強したいなら椅子に座れる。

朝、起きられる

前:12時間睡眠が当たり前。うとうと2度寝を繰り返しながら13時ごろにベットから這い出る。1限は出られず単位を落とす。早起き頑張った日は授業中寝てしまう。

今:アラームの後すぐに頭が冴えて体を起こせる。着替えて朝の薬を飲んでメールを返信して、起きた15分後から作業を開始できる。

忘れ物がなくなった

前:外に出るとかなりの確率で「リュック空いていますよ」「傘をお忘れじゃないですか?」「ハンカチ落としませんでした?」「財布これあなたのですか?」「携帯忘れてますよー!」と周りの人に声をかけていただいていた。皆様の手厚いサポートがあってもなお、定期や財布を気付かないうちに落とし、毎月のように交番や忘れ物センターに足を運んでいた。(街で親切にしていただいた方々も、落とし物を届けてくださった方々も、本当にありがとうございました。)しかも、家を出る時に必需品がないことに気づくもんだから、その日の授業に遅れることになる。忘れ物を取りに行くのがめんどくさく保管期限が過ぎて廃棄されたものも数えきれない。

今:これといった忘れ物をしていない。

おわりに

「本当は会いたかったのに朝起きれなくて会えなかった人」「本当は参加したかったのに忘れていたイベント」「本当は提出したかったのに出せなかった成果物」これらの「できなかったこと」は、どうやっても叶わない、仕方がないことだと割り切っていました。
でも、投薬を開始して、普通の人から見た世界を体験することが出来ました。
明日何するかって決めて、その通りに動くことって可能だったんだ。自分の体って、自分の意思で動かせるんだ。だからみんな、自分の行動に責任を背負っているんだ。へ〜!なるほど!

予測不能なトラップが減ったら、どんな毎日になるんだろう。責任を持って自分の行動を決めるということは、どれくらい大変なことなんだろう。まだまだ知らないことばかりですが、たくさん学んで、いい人生にしたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?