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《180秒で読めるnote》なぜ最低3年は転職せずに働かないと成功できないのか?

【99%が理解していない3年の根拠】

3年経たずに転職して成功した人。
3年経って転職しても上手くいかない人。
その違いは一体どこにあるのか?


〚なぜ3年なのか?に対する自論〛

 結論から言うと、ある領域のビジネススキルを体得している人材は市場価値が高いからです。
そのスキルを身につけるために必要な期間が3年です。なんて薄っぺらいことにはなりません。
 ある領域におけるビジネススキルが高い人材が評価されることは間違えありません。
では、そのスキルが身についている状態とはどんな状態でしょうか。
それは『環境が変わっても対応できる』状態です。

具体的には、

• 打ち手の選択肢がある
• 打ち手に再現性がある
• 打ち手が汎用可能である

という状態を指します。

そしてこの状態に至る目安が3年だということです。
では、なぜそれが3年なのでしょうか。


〚学ぶ、試す、直すの体得サイクル〛

 商売というのは需要と供給で成り立っていますが、どんな商売にも季節性や繁閑の波が存在します。それは大抵の場合1年で1周するので、ひと通りの経験をして全体を捉えるには、そのサイクルを回す必要があります。
初回は、まず知ることから始まります。ノウハウを学ぶフェーズです。
2回目には、初回の経験を踏まえて実践に移します。1回目とは違う商環境も体感するはずです。視点を上げて視野を広げるフェーズです。
そして、3回目には2回目までの経験を踏まえてチューニングを行います。ここでは複数シナリオを通して活用可能なノウハウに仕上がっているかどうかがポイントとなります。

 このようにビジネスサイクルに合わせてひと通りの経験をし、その活動を通じて活用可能なノウハウを体得できたかどうか、が本質的な論点です。それを分かりやすく『3年』と定義したのではないか、と私は考えています。


〚「3年働け」という考えは一切捨てろ〛

 私の考えからすれば、問題は期間ではありません。つまり、本質的な要件を満たすことが市場価値向上においては重要だと思っています。

その要件を方程式にしました。

選択可能性×再現性×汎用性=市場価値

▶選択可能性

 新しい環境においても適切な打ち手を講じることのできる十分な引き出しをどれだけ持っているか?

▶再現性

 再び同様の、もしくはそれ以上の成果を出すことができるか?偶然性の産物ではなく必然的かつ構造的なノウハウかどうか?

▶汎用性

 異なる領域、フェーズ、規模においても一定の転用が可能かどうか?外部与件に引きずられて成果物にばらつきが出ないか?
 
 この要件において質と量を双方に高めることができれば、3年という期間に縛られる必要はありません
 また、この要件は思考力と行動力の両面で必要になります。


〚倍速で経験を積むためのテクニック〛

 では、その状態にまでノウハウを高めていくには、具体的にどうするのか?を説明したいと思います。
この体得サイクルを時短で回し、質と量ともにノウハウを蓄積するために、私が実践しているテクニックです。

時間がオーバーしてしまうので、今回はここまで。
こちらのパートはまた次回投稿します。

それでは、また。

vol.21

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