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2019.7.8-7.14

7.8
いっぱい寝た。体調がよかった。今日はレコーディングがあって、収録曲に合わせたメイクをしてみた。自分で気持ちを高めることは楽しい。歌をほんとうにうたえるための練習として歌詞を朗読したりするのだけど、かなりの確率で泣いてしまう。言葉にならないからうたうのでは無い、言葉だけでは切実すぎるからうたうのではないか。そんなことを思った。

7.9
体調がよかった。働いた。「さよならくちびる」と「サスペリア」(1977)を観た。ここまで音楽を信じ切った音楽映画を私は観たことが無かったように思う。台詞は少ない。言いたいこと、なんて言えないんだから。泣いたら馬鹿みたいな時に煙草で誤魔化せるの、いいなぁと思った。音楽は誰のものか、誰の為に歌うのか。この音楽映画が文字でどう描かれるのか知りたくてノベライズも買ってしまった。旅は続く。サスペリア、イタリアンホラーは初めて観たかもしれない。ひとりで観ても、大丈夫です。古典というものはやはりいい、芸術空間だった。

7.10
体調は普通だった。働いた。メンバーと自主練をした。細かいことをできる環境が嬉しい。夜、前の自分のアカウントから画像を保存しまくった。彩度や明度が低過ぎてどう考えても大丈夫じゃなくて笑ってしまった。できるだけ、愛しい変化をしていきたい。

7.11
体調は普通だった。働いた。「いちごの唄」を観た。いつだったか、銀杏BOYZを知っておこうと思って聴いた時、あまり受け付けられなかった。うるさいのは嫌いだった。今、違って聴こえた。いや、聴こえてるものは同じなのに感じ方が違った。綺麗だと思った。ノイズってきもちーね。いちごの唄は、銀杏の世界だった。

7.12
体調がよかった。ボイトレをした。先生の例え話はとても分かりやすいし、ボイトレだけじゃなく色んなことに通じると感じる。「ウィーアーリトルゾンビーズ」を観ようと思ってたけど途中、「トイストーリー4」が今日公開と知り俄然興味を持ってかれ、そっちにした。字幕IMAXで観た。後ろ側が既に埋まってたので真ん中より前めの席にしたけど今後は絶対後ろの席にする。でも迫力、没入度は凄かった。ディズニーの夢の力がより強まった。開始10分くらいで泣いてその後も何度も泣いて最後も凄く泣いたんだけど、感想は複雑なものがある。そこは今まとめられないけどとにかくこれを観て私はアイドルというもの、延いては自分の在り方を考えてしまう。劇場の子どもの話し声、大人のすすり泣き込みで観るべき映画であった。終わって、おもむろに大きな本屋さんに入った。哲学の本が目についた。3冊、買った。

7.13
体調がよかった。ずっとレッスンを受けてみたかったYUKO先生のワークショップを受けた。ストレッチも筋トレも丁寧で、1歩先の大事なポイントをやってくれた。新しい振りが自分の体に入るのは何故こんなに嬉しいのだろう。あ、私にとって新しい言葉を知ることと同じなのかもしれない。振りを覚えきれず魅せ方に意識を注ぎ切れなかったので、動画を公開するのには恥ずかしさがあったけど、みんなから素敵な言葉を貰えて嬉しかった。載せてよかったな。昨日見送った「ウィーアーリトルゾンビーズ」を観た。音楽映画だったけど、1回では咀嚼しきれない。真っ直ぐに迷子な歌声はどうしようもなく胸に来る。

7.14
体調は普通だった。雨、好きなところも見つけたけど、やっぱりどうにもいやだ。ライブだった。今日はメンバーみんなで楽屋での過ごし方の新たな試みをしたのだけど凄くよかった。続けていきたい。大人からの無茶ぶりがあった。曲を作った、前情報は「36秒」だけ、歌詞と振りを考えてくるように。本番、ステージに立ちそこで初めて聞かされる曲、考えてきた歌詞と振りをどうにかはめていく。無茶ぶりはやはりソロよりグループの方が緊張する。おもしろいことは楽しい。今カフェで1週間分の日記を書き出している。感じたことが多い日ほど筆が遠ざかるからまぁ今週は仕方ないかもしれない。日記の公開を月曜夜にしたいと思っていたが今まで一度もできていない。今日は日曜日。せっかく書き終えたし公開してしまおうと思う。

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