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ヤギちゃん何万発叩いた?!「Borderless」

「Borderless」

https://music.apple.com/jp/album/cant-wait/1495945024

遊ぶように、軽やかにスマートに仕事をする。
オンとオフがBorderless。
できるオトナ。


イントロから作り始めて「あ、これアフロキューバンだな」って思ってたのに、なぜかAメロでジャズファンク風味のものが脳から出てしまい・・・
こういう「なんかの事故」みたいなときは、
とりあえずおもしろがって先に作り進めていきます。


ただ、この曲はものすごく苦戦した点があります。
それは、

「パソコンの操作がおぼつかなくて録音に時間がかかる」

わたし、人に言えないくらいアナログな方法で今まで生きてきました。
2019年にやっっっとレコーディングソフトを導入。
しかし、使いこなせぬまま夏を迎え、Borderlessのデモを録音し始めましたが・・・

音は脳内で存分に鳴ってるのに
操作がわからず録音できなくてイライラする

イライラとの戦い。
いや、でもここで覚えなかったら買った意味が・・・

このエピソードを書いてて思い出しました。
Hill climbの次に作ったのは間違いなくBorderlessです。
これでパソコン操作にイライラしすぎて、
次の曲から一旦アナログに戻ったのでした(買った意味とは


やっとの思いでヤギちゃんにデモを送る。

そしてレコーディングしてもらったのだけど、
なんか違う。
録音しなおしてもらっても、違う。
また違う。
基本的にレコーディングにお互い立ち会わないという
すごいシステムのメロウデュ。
それだけお互いを信頼している。
ただ、今回ばかりは立ち会いに行こうかなとも考えたのだけど、
いつの間にか勝手にレコーディングに行って「これどう?」
「もう行ったんかーい! でも違うわそれ」

もうわたし自身もいろんなパターンを聞きすぎて
何が良いのかジャッジできなくなってきて
謎の笑いが止まらなくなってきたある日


これだわ

最高のテイクが上がってきました。



ヤギちゃんのひとこと

「オレ、何万発叩いたかわかんないわ」




さて、ヤギちゃんのことを「ドラムヒーロー」と思ってくださる方から、
質問が届きました。
この方は

「タイム感・フレーズの組み立て方・左足の使い方・スティックの使い分け・音量のコントロールなどなど、勉強になることばかり!」

と書いてくださったのですが、
当の本人は・・(省略

では、質問にいきたいと思います。

アルバム「Can't wait!」はドラムサウンドも素晴しいですが、個人的には「Borderless」のパーカッションソロのバックで鳴っているリズムパターンのスネアの音が最高に気持ち良くて大好きです。
普段からチューニングの際に心掛けていることや、抜けの良い音作りのコツなどはありますか?

一番は自分にあった良いスネアに出会うこと
(スネアが鳴りすぎて他のタムやBDを食ってしまわない自分に丁度良いスネアを選びます。)

自分的には割とタイトでおりこうさん的な音が好きなので、
まめなチューニングをしなくても良い音がするスネアが多く持っている傾向です。
しかし、おりこうさん過ぎてテンションが逆に上がらなくなる時期は少々ワイルドなスネアを選ぶか、多少チューニングを下げ倍音を多めにワイルド感を出したりします。


レコーディングではしっかりマイクに乗せるため、
レコーディング用スネアで演奏してます。
(グレッチ・13インチ)
BorderlessのPerソロ部分では、
ティンバレスに負けてしまわないようにスネアはリムをかましてます。
重厚さが欲しい曲だったのでフープはダイキャストフープのもので挑みました。
ヘッドはルネサンスを張っていたのですが倍音が足りず、コーテッドアンバサに変えてみました。

まとめると、スネアの選定、フープ・ヘッドの選定、倍音の計算ということでしょうか。


***

ヤギちゃん、文章上手ね・・・




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かおりメモ

パソコンのレコーディングソフトだとコピー&ペーストとかできるらしいんだけど、使い方はまだわからない

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