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THUNDER LOSE SUNDALSのパフォーマー安中氏を通して見た、今後のインディーズアーティストの生き残り方。

第一章:サンダルズとは?

「サンダルロック」という新しいジャンルを開拓し、圧倒的なパフォーマンスでオーディエンスを魅力しているロックバンド。都内を中心に活動中!

Official Twitter

第二章:12月1日ワンマンライブレポと、彼らの武器。

まず、何故サンダルズというインディーズBANDのライブを見に行ったのか、そこを説明しておきたい。

「Twitterで仲良くなったからだ。」

笑う人も居るかもしれない。

ただ、少なくとも、彼らが、Twitterを通して人を大事にしたいという想いは伝わってきたし、何より、

「自分達の音楽を届けたい!!」

という揺るがない本気が伝わってきたのだ。

彼らの本気、愛情は、ライブ前の案内メールにも見えてくる。

大体のアーティストは、

「予約が来たら自動返信、またはHPを勝手に見てくださいね!!」

という流れが一般的な中で、一人一人にDMを送ってくるこのアナログさ、人間くささに引かれたのだ。

しかし、SNSブランディングにこだわる自分としては、深く共感すると共にこれだけSNSに時間をさく中で、どれだけライブ、演奏のクオリティを高められるのか、今回のライブは、実はそれを見届けに行ったというのが正直な所だった。(ほとんどの人はどっちつかずで終わっている。)

具体的に言うと、

・仕事
・家族
・音楽

頑張っているどんな大人でも、ここを大切にするので精一杯だ。宣伝やSNSに力を入れると、どれかがおろそかになる。

さて、そんな中でのオノユウスケ氏の歌の第一声。

「上手い!!」

かなりリラックスした発声だし、遠くまで抜ける素晴らしい響きのボーカルだった。

これは気になる。

Twitterのタイムラインを見てみたら、、

歌が全然載ってない!!!笑

このラフさがとても良いと思う!!

SNSブランディング的な哲学で考えると、容易に歌を上げないことは、ライブへの動員に繋がるから素晴らしいんだけど、彼はそこまで考えてないだろうなーと思っている。

しかし、本当に素晴らしいボーカルだ!

ボーカルの件では、このバンドにはまた面白い話があって、それは後ほど。

そして冒頭から安中氏大爆発!

ステージの上手と下手にお立ち台があって、踊る、踊る。

この動画で分かるように、彼はバンドのファンではなく、完全にメンバーなのだと確信した。

こだわりの強いオノユウスケ氏においても、安中氏への表現には、一目置いていることに納得させられた。

まず、彼がメンバーに居ることの強みを二つ上げておく。

1️⃣バンドとオーディエンスの距離を近付けてくれる。

率先して、こう楽しめば良いんだよ。こう踊ればいいんだよと、楽しむ姿を見せてくれることで、見てる側は安心して心を解放することが出来る。

2️⃣バンドの音楽の可能性を広げてくれている。

これは正にユウスケ氏が描いたことだろう。

どんなに素晴らしいバンドも、アルバムやライブにおいて、聴いている側が飽和することは否めない。

そういう意味でも、安中氏は、スパイスであり、時にメインディッシュになることも出来る、最高の武器なのだ。

そして、これは本当に大事なことなのだが、彼がパフォーマンスに徹していることで、ユウスケ氏が無理にオーディエンスを盛り上げる必要がなくなり、演奏に専念出来ている。

これは紛れもなく強みだ。

結果この日のライブハウスの動員は満員、かつオーディエンスも大満足の大成功である。

ここからは、集客に悩むバンドマン、アーティストに向けて、パフォーマー安中氏のインタビュー動画を載せながら書いていこうと思う。

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