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私と植物のはなし(3)ご近所さん達と花友に

 おはようございます。

 シリーズで植物を育てている事を書いています。

 今回は、ガーデニングを通してご近所さんと花友になった話です。

 住宅街の一角に住んでいた

 夫が建てた家はとある海の町の住宅街の一角でした。

 並びは、我が家と同じような子育て世帯でしたが、周辺は我が家よりも10歳くらい離れたお子さんがいるご家族や、自分の親世代が暮らしている場所でした。

 お仕事をリタイヤされているお家はそれぞれ、お庭でガーデニングを楽しんでいる人が多かったです。

 その姿がとても素敵だったので、私の「ガーデニングをやってみたい気持ち」をさらに後押ししました。

 お庭に招待される

 お向かいさんは特にガーデニングを楽しんでいる方で、ある日子ども達と共にお庭に招待されました。

 そして「花摘みをしてみない?」と言われ、子ども達はお庭で花摘みをさせてもらいました。

  うちの子は男の子二人ですが、喜んで花摘みをさせてもらいました。

 その後も何度か、お花のお裾分けをいただきました。

 私は「間引きするなら分けて欲しい」と言っていただけたので、朝顔の苗をお裾分けしました 笑

もりだくさん
飾るのも楽しい

 

カシワバアジサイをいただいたことも
絵本に出てきそうな大きな葉っぱ♪

 「何でも試してみればいい。」

 その時、「少し増やしたいなと思ったら、地面に挿してみたり、株分けしたり、色々試しているの。ダメもとで試して上手くいったらそれでいいじゃない。」と言われたことが印象に残っています。

 私は自分の中でガーデニングをやってみたいと思う気持ちがあるのに、理由をつけてチャレンジすらしていなかったなと気付きました。

 「やらないのはもったいないな。ダメもとでもやってみよう。」という気持ちになれました。

 「ダルメインの庭」を観て

 ある時、お向かいさんが「ダルメインの庭を放送するから良かったら観てみてね。」と声をかけてもらいました。

 ご存じの方も多いと思いますが、イギリスで一番美しいとされる庭園です。

 「ダルメインの庭」

 リンゴを目当てに来る鳥たちが運ぶこぼれ種から咲く美しい花々。

 その姿を見て、祖父が果物を自分の家の庭木に挿して、鳥たちが来ているのを一緒に観察したことや、鳥が運んだこぼれ種からでた芽を母が大事に育てていたことを思い出しました。

 コンクリートで覆われた住宅街では、鳥が集団になってやってくるとなかなか煩わしかったりするのですが、野生の鳥と仲良く生存する姿はとても素敵だなと思いました。

 お向かいさんは何種類あるか分からないくらいたくさんの植物を育てている理由がわかった気がしました。 

 妹の教え

 以前少し書きましたが、私の妹は農業高校出身で、園芸科に通っていました。

 家の外構は妹からの教えで、後からゆっくりやるのではなく、手入れやメンテナンスを考えて家を建てる時に同時進行で施工をしてもらいました。

 「植物はコンテナ栽培の方が管理も楽だよ。」と言われたのでその通りにしていました 笑

 自然のままの美しさを保つ素敵なお庭に憧れつつ、メンテナンスも家の管理をすることを考えれば大事なことなので、結果的に妹の教えに従って、我が家の場合は正解だったかなと思っています。

 神奈川の家や今住んでいるマンションでは叶いませんが、いつか広いお庭がある家に住むことになったら、とことん土いじり楽しんでみたいなと思ったりもします。

 でも、マンションの良さも住んでみて知ってしまったので、今後の住まいもマンションに傾いています(今は)。

 住まいの話もいずれまとめて書こうと思っています。

 ガーデニング熱は伝播する

 私が熱心にガーデニングを始めて1,2年経過した頃、二世帯で暮らしている80代の方が、庭いじりを始めていました。

 「お宅が綺麗にしているから、私もやってみたくなって」そう言われて、とても嬉しかったです。

 私も「ガーデニングをやってみたい」気持ちのお裾分けが少し出来たのかなと思いました。

 一緒に住む大学生のお孫さんも加わって花友は増えていきました 笑

 お隣さんや並びの子育て世帯にも伝播

 並びの子育て世帯のママさん達ともガーデニングトークをしていました。

 湘南という土地柄でしょうか、近所との付き合いはかなり濃いものがありました。

 中には気難しい人もいましたが、自分のことも周りのこともきちんとした人が多かったので、夫が単身赴任で不在の時も安心して暮らせたなと思います。

 子供が小さいときに声をかけてくれる人がたくさんいる場所で過ごせたことは(当時、距離感が難しく感じることもありましたが)良かったなと思います。

 住んでいた時、周囲の親世代の方々は自分の親よりもとても身近な存在でした。 

 最後までお読みいただきありがとうございました。 

 次回は育てた植物や、プレゼントされた花を使ってやっていたことを書いていきたいと思います。 

 よろしくお願いします。


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