地方移住とフリーランス

東京から下呂市馬瀬に引っ越して5年目のあやこです。

フリーランスや個人事業主について。
こちらに引っ越してきてから面白いことに
「個人で何か仕事や活動をしてます！」
という人に出くわすことがすごく増えました。

東京に住んでいた頃は何かしらの会社に所属している人がほとんどで、フリーで活動しているのはよっぽど上手くいってる人ぐらい。

なぜなら都会ではまず見つけてもらうことが難しく、山ほど同業がいる中で見つけてもらうとなると、宣伝広告をかけているチェーン店だったり、飲食店だったら食べログで評価が高いとか、目立つ方にお客様が行きやすいので、個人での活動はまず埋もれやすいんですよね。
実際私も東京に住んでいた頃は会社(お店)に勤めていました。

それがこちらに来てからは一転して個人で活動されている方にたくさん出会うようになりました。

飲食店もチェーン店より個人でそれぞれの特色を出されている美味しいお店が多い印象です。

ゆえに後継ぎ問題は発生してしまうようですが、東京にあったら行列必須だろうなと思うお店や商品を作っていらっしゃる方が本当に多くて、毎回感銘を受けます。

萩原のジークフリーダ
ケーキも外観も内装も本当に素敵なカフェ

何かやっている、ということがこちらでは名刺代わりのようなものなのかも。
イベントやマルシェ、お祭りも多くて、毎週末どこかでマルシェやイベントがあるのも東京に居た頃との違いでした。

お店とか娯楽が少ない分、自分達で作り出すぞ！という気概すら感じます。
都会では娯楽が山のようにある環境の中から選ぶ、という受動的な姿勢でいることが多かったですが、こちらでは自分で娯楽や楽しいことを作ったり探しに行く能動的な姿勢になった気がしています。

面白いことをしていたり、興味のある分野の人に出会える機会が東京に居た頃より格段に増えました。

何か自分で面白いことやりたいよ〜！という人には都会より地方の方が活動しやすいのかもしれないですね。

私自身はセラピスト業を通して様々な人に出会えることにとても価値を感じています。

同じ会社や業種に長年勤めていたら聞けないような様々な企業や業種、育児や介護、旅行先、推し活(お客様から宝塚の世界を教えていただいたり)のお話だったり。

セラピストの仕事を通じて様々な方の人生の一部を垣間見させていただく気持ちです。

私はおそらく広い世界や多様な価値観に触れたいのだと思う。
英語を学んだり、異文化のYouTubeを観ることが好きなのもそんな気持ちからだと思います。

様々な人が面白いことをやって活躍している、興味深い人にたくさん出会える、そんな点においても移住してよかったなと思っています。

これからも好奇心を糧に私も自分の道を突き進む所存です！

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