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2017 ブロンプトンで内子から小田まで走った話 (山口愛媛の旅 Day4)

2017 山口愛媛の旅 Day4

内子滞在も3日目。今日ものんきに近郷のポタリングに出かける。
内子から川沿いの道を遡り、四国山地に分け入るところにある小田という小さな町、ここに古い家並みが残されているというので訪れてみたい。

宿でのんびりする朝

今日の行程は所用実質半日なので昼前から出かければよい。
午前中は宿で朝湯に浸かり、ゆっくり朝餐を摂る。だらだらくつろいで、心地よい宿に名残を惜しんだ。
今日も泊まるのは内子だが、別な宿を予約してあるのだ。

ヨロコビの朝湯
この空間のよさを何と呼ぼう

内子から大瀬まで

ゆるゆる出かけよう。
内子市街を離れ、小田川沿いに走る国道379号線をたどる。

比較的交通量の少ない国道だが、現在のルートに並行して川筋に沿った旧道も随所に残されており、可能な限りそちらを選んで走る。

小田川の清流は泳いでいる魚を目視できる。魚ものんびり暮らしているようす。

大瀬の街並み

内子から10km弱で大瀬の町に至る。ちょうど小田までの中間地点だ。
小田よりむしろこちらの方がよく整備保存されてるじゃないかと不意打ちされた感のある街並みがあった。

付近には遍路宿もあって、この界隈は古来よりそのように旅人に供する設備が整備されていると推察した。

この小さな能舞台のような設備もそうなのだろうか。旅人としてはちょうどいいのでコンビニで買ってきた弁当をここで食べてしばし休憩させてもらう。

大瀬の先に進む。次第に山が深くなっていく。

R379はこの先分岐し、北に進路を変えて山を越えやがては松山に至る。このルートは内子から走ってきた区間含め「内子中伊予さとやま輪道」と名付けられたサイクルルートとして整備されていることを知った。

われわれがたどる川沿いの道はR380と名前が変わり、そのサイクルルートからは外れて小田へと続く。

分岐点の集落

小田の街並み

内子から20kmで小田に到着。
古くは伊予と土佐の国境の要衝として栄えた町だった。その役目も終わった今では古い街並みが面影を残すのみだ。

小田名物はたらいうどんらしい
久保ストリート

道の駅でアイスを食べたり産直のブルーベリーを買ったり。

帰りは路線バスで輪行して内子に戻る。帰路はずっと下りなので自走でも十分いけるのだが。

内子・旅館松乃屋に泊まる

内子の三泊目、今日の宿は旅館松乃屋。
創業150年、内子で最古の歴史を誇る旅館という。
いい宿で温泉もあるし料理もおいしい、のだが、だだっ広い古民家に2泊した後だと部屋の造りに物足りなさを感じてしまう。まあそれは致し方がない。(その後残念ながら2022年閉業)

これに鯛めしが加わる

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