江國香織「すきまのおともだちたち」
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江國香織「すきまのおともだちたち」

好きな一文を残しとくシリーズ
江國香織「すきまのおともだちたち」より

”一本の柳の根元に足を投げ出してすわると、汗ばんだ額を風になぶられるにまかせ、私は葉書を書きました。もちろん恋人宛てにです。夜には会えるのに、それまでに届くはずのない葉書を書くなんて、愚かなまねだと思うでしょうね。さっきも言いましたが、私は若くて溌剌とした新聞記者で、恋をしていました。愚かなまねをするのは当然といえます。”

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