見出し画像

担当と切れたので○○を作ってみた話【前編】



今年は例年よりも梅雨入りが遅いようで、
もう夏が始まったのかと錯覚するような暑さが続く今日この頃。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。


さて、今回は私の人生の大きな挑戦を
皆さんに共有すべく、これを書いています。




つい先日、約5年間にも渡り指名し続けていた担当ホストとの関係に終止符を打ちました。



彼は出会った頃はまだ現役大学生でした。

ホストという職業ながら、誠実で真面目すぎるような性格で、頭も良く、何事もいっしょに全力で楽しんでくれるような人で、私にとって大切な存在でしたし、彼も私に対して同じ気持ちだったと思います。

果たしてそれが本当だったのか嘘だったのか、
単なる営業だったのか真剣だったのかどうかは、
LINEもSNSも全てブロックしてしまった今となっては確認のしようがありません。


少なくともこの5年間は彼を信じることで自分のメンタルを保って生きていけてました。


それがだんだん時が経つにつれ、徐々にすれ違いが増えてお互いを心から大切にしようという気持ちに陰りが見えてしまったのです。


「いつか結婚しようね!」なんて子どものように夢を語って本気になってたのは私の方だったのに。



20代最後の年、
私はとうとう夢から覚めてしまったのです。


今まで喧嘩も多々ありましたが、楽しかった思い出もたくさんあります。

フォルダから削除しきれないほどの写真や、
貰ったプレゼントなどを見返すたびに、
まだ生傷が癒えていない私の心はズキっと痛みます。



幼少期から何事もそれなりにこなす割には、
なんだかんだと最後まで極めたことがないような人生を送っていた私が、唯一死ぬ気で頑張ったことといえば、



ホス狂いでした。

朝から晩まで寝る間も惜しんで働いて、担当のために全てを捧げる覚悟でがむしゃらになった5年間。
自分でもこんなに夢中になれることがあるんだ!と、驚きました。



担当といっしょに目標を掲げて盛大におろしたシャンパンや高級ブランデー……

キラキラ輝くお酒たちは
私に一生分の夢を見させてくれました。


ありがとう。


ほんとにありがとう。



そして、そんな思い出がいっぱい詰まった高級酒たちは今、残念ながら私の家で眠っています。



本来、お酒はお酒として嗜まれるべきものですが、ホストクラブの場合は違います。


高級酒は飲まずに卓に"飾る"のです。



いわゆる『飾りボトル』と呼ばれるそれらたちは、今か今かと誰かに飲んでもらえることを心待ちにしながらずっと飾り続けられてしまう存在なのです。

ついに日の目を見ず、
私の家のすみっこで埃を被ってしまった数々の高級酒たち。

まるで私の悲しい気持ちを象徴しているようで、見ていられません。



そこで私は考えました。



そうだ、この子たちを


🌸梅酒にしちゃおう!!🌸



今世紀最大の閃き炸裂です。



【後編へ続く】

https://note.com/preview/na6101a60e447?prev_access_key=f4f0707fb39284723b002b1d47a996ba

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?