見出し画像

【7分で学ぶ】五千円札に火をつけて燃やしてみる勇気ある?

あなたには5,000円札に火をつけて燃やす勇気はありますか?

あなたには5,000円というお金を毎日ドブに捨てる度胸があるでしょうか。

時間とお金の関係をしっかりと理解して有効に使い、周りのみんなを圧倒してほしい!そんな願いを込めてお話しします。

今回の学びは【7分】。

『五千円札に火をつけて燃やしてみる勇気ある?』という話をしてみたいと思います。

①:まずは5,000円にまつわる例え話を3つ 

◎たとえ話①

画像1

突然ですが、今5,000円を貰い「今日中に使い切れ」と言われたら、あなたは何に使いますか?

服を買いますか?豪華なランチにいきますか?それともアプリに課金しますか?

いろんなことに使えますね。5,000円って結構使い道があります。意外に大金じゃないでしょうか。テンション上がっちゃいますよね。

では、そんな5,000円を毎日渡されたとしましょう。1日当たり5,000円もらえるわけですから、10日間で50,000円。ということは、1ヶ月で150,000円渡されていることになります。それを毎日自由に使っていいなんて、夢のような話ですね!わくわくしませんか?

◎たとえ話②

画像2

今、あなたは両親と一緒に暮らしているでしょうか。一人暮らしでしょうか。結婚しているでしょうか。

生まれてから、幼稚園に行き、小学校に入り、中学校に入り、高校をでて大学にいって就職する。それがいわゆる「普通」の成長ですよね。

あなたがそうやって成長している間、食べるご飯、住んでいる家、着ている服や、学校にかかる学費などのお金、部活をしているのであればそこにかかる費用。

それらのほとんどを、親の収入に頼っていたということになります。それに加えて、お小遣いなんかあげてたりします。もしかしたら今それを痛感している側かもしれません。

人が生まれて、20歳という大人の年齢になるまでにかかる金額というのは、いくらぐらいか想像できますか?

およそ3500万円程度かかるといわれています。平均値なので、もっと多くかかる場合だってもちろんあります。

20年というのが何日あるのかというと、

20年×365日=7300日 ですよね。

その20年間にかかる費用が3500万円ということになるわけですから、一日あたりどのくらいの費用になるかというと

3500万円÷7300日≒4,794円 ということになります。

つまり、子供が大人になっていくためには、1日当たり約5,000円の費用がかかっているということになります。1日当たり5,000円かかっているわけですから、10日間で50,000円。ということは、1ヶ月で150,000円かかっているということになります。

それが毎日かかり続けるなんて、ゾッとしませんか?

◎たとえ話③

画像3

 普通のサラリーマンのお父さんが、毎月30万円の給料を貰って働いているとしましょう。

1ヶ月に24日間働いて、少し残業していたとします。ボーナスを年間給料の3ヶ月分を貰っていたとすると、お父さんの年収は450万円ということになります。

1年間で450万円ですから、1日あたりで考えると

 450万円÷365日≒12,328円 ということになります。

1日9時間働いたとして、お父さんの時給は

 12,328円÷9時間≒1,369円

つまりお父さんは、一日の仕事の40%もの時間、あなたのためだけに働いているということです。

2人の子供がいれば、当然その倍の80%1年間のうち10ヶ月間は子供のためだけに働き、残り2ヶ月分でお母さんと自分の生活をしているということなのです。ゾッとしませんか?

②:あなたの1日は「5,000円」

画像4

例えばあなたが休みの日、自分の部屋で漫画の本を読みながら、一日中ゴロゴロしていたとしましょう。親は、そんなあなたにも5,000円を払っています。

例えばあなたが休みの日、将来のためにプログラミングの学習を一日中やっていたとしましょう。親は、そんなあなたにも5,000円を払っています。

例えばあなたが学校をサボって友達とカラオケに行き、夜遅くに帰ってきたとします。親は、そんなあなたにも5,000円を払っています。

例えば野球をやっていて、一日中グラウンドで汗を流して走り回ったとします。親は、そんなあなたにも5,000円を払っています。

どれが価値のある5,000円になるのかは判断できますか?

そして、親が「そんなにゴロゴロしていないで、勉強しなさい!」とうるさく言ってくる記憶はありませんか?それに対して「うるせーな」って思ったことはありませんか?でも、その理由がわかってきたんじゃないでしょうか。

1日ゴロゴロしている子供に、5,000円を支払います。2日間ゴロゴロしていれば、10,000円支払います。

「何にも面白いことなかったなぁ」って、思っているあなたに対しても払わなければいけないんですよ。嫌でも。めちゃくちゃ無駄だと思いませんか?

ではもう一度最初の質問に戻します。

今5,000円を貰い、今日中に使い切れと言われたら、あなたは何に使いますか?

服を買いますか?豪華なランチにいきますか?それともゲームセンターに行きますか?

 ③:実はすでに「5,000円」を毎日貰っている

画像5

あなたは、毎日毎日親から5,000円を貰って生活をしているんです。にもかかわらず、その大金を無駄にしていないでしょうか。それは、5,000円札に火をつけて燃やしているのと同じこと。

5,000円札に火をつけて燃やす勇気はありますか?

ないですよね。最初の質問で答えた内容が何かはわかりませんが、有効に使えばその価値を得られるのに、何の価値もない5,000円にしているのではないですか?

確かに5,000円というお金が、自由に使えるわけではないからそんなことないって言うかもしれませんね。でもそれはあなたの理屈。現実に、リアルに、実際に、親はそのお金をあなたのために払っているんです。

今すぐ家を出て、学校に自分で学費を払って通い、ご飯も自分で作り、部活もやる。そんな生活を自力でしたとすると、5,000円では到底間に合いません。

家族がいるからお金を効率よく使えるのであって、一人が生活するとなると、1.5倍はかかるでしょう。そしてきっと1年後には白骨死体になっているでしょう。

 ④:「ひまつぶし」という恐怖の考え方

画像6

「ひまつぶしをしています」という言葉を良く聞きます。空いた時間にスマホのゲームをやったりして「時間をつぶすという行為」です。

その時間ですら「お金」というものがつぎ込まれていて、あなたが勝手に「無料」のゲームと思っているその時間を、親はあなたに「課金」し続けているのです。

親のいる子供には、実は収入があるんです。それも、とてつもなく安定した収入が。

しかも、働かなくたって手に入れられる収入なのです。それを有効に使うのも、無駄にするのもあなたしだいです。

「ひまつぶし」という言葉の本当の意味は「お金つぶし」です。

おきている時間を15時間だとすると、あなたが1時間その「ひまつぶし」に使うだけで、300円以上の金を1時間毎にドブにぶん投げているのと同じ。とても正気とは思えません。狂ってます。

例えばライブに友達と行く約束をして、その時間までに5時間あったとします。その時間を「ひまつぶし」に当てたとすると、1,600円以上をドブに捨ててます。

しかも、人生の中でもっとも脳が活発に動いている、若くておいしい時期の時間ですから、どれだけ無駄にしているのかは想像もつきません。

もう恐怖でしかありません。

⑤:時間とはお金。時間はみんな平等です。

画像7

子供だろうと大人だろうと、時間は平等です。

20年間たてばちゃんと20年分大人になりますし、年をとります。大人はその時間を使って仕事をし、お金を生み出し、自分ではなく子供のためにお金を払い続けています。

にもかかわらず、受け取った側が片っ端からドブに捨てていくという、鬼畜の行動をとっているということです。

確かに「自分の時間なんだから何したっていいでしょ」という意見もありますし、それはもっともなご意見です。ゲームをしても、学校をサボっても、良いのかも知れません。ですが、もう少し前向きに考えたらどうでしょうか。

「ひまつぶし」も使いようによっては「すきま時間を有効に使う」ということができます。

どうせ平等に与えられた時間なんだから、ちょっと人と違うことをやってみる。

どうせ何の予定もない時間なのであれば、何か知らないことを調べてみる。

それだけで、世界の見方は変わります。そして、歩むべき道も広がってきます。

学校を卒業してからが自由?いえいえ。あなたたちはみんな、もう自由です。少しルールが多いだけ。

今しかない貴重な貴重な時間を、生かすも殺すもあなた次第。隙間時間を使って何かできることはないか?と考え始めた時点で、すでに周りを圧倒しています。

突き放すなら今がチャンス。みんなと同じことをやっていても、みんなと同じ結果しか生まれません。

さぁ、あなたはその5,000円、何に使いますか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?