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【漫画感想】最近読んだ漫画を淡々と紹介する

どうもお久しぶりです。道楽です。

7月になり、季節はすっかり夏。一旦収まったと思った日本のコロナ禍ですが、ここ数日都内での感染者数が次々と増えており、すわ第二波の発生かなんて話題も出ている今日この頃。

僕の方は相変わらず仕事が忙しかったり、今の仕事、自分のライフスタイルに合わないということにようやく気付いて転職活動を開始していたりします。もういい加減落ち着きたいですね。

さて、自分語りはここまで。本日久々になる記事の内容はズバリ「漫画紹介」。タイトル通り、最近読んで面白いと思った漫画をただ淡々と紹介していく記事になります。

自分が面白かったと思うコンテンツを人に勧めるのって、やっぱりオタク大好きだと思うんですよね。それが切っ掛けで他人が自分の好きなものを好きになってくれれば、更に嬉しいことですし。

紹介文にはamazonや無料公開分のwebのリンクも貼っておきますので、気になった人がいれば是非そのまま購入も検討してみてください。ではどうぞ。


忍者と極道

最近twitterのボンクラ映画とか好きな界隈で絶賛話題沸騰中のこの作品。江戸時代から争ってきた忍者と極道…現代日本の裏社会でもその殺し合いは続いていた!っていう世界観なので、これだけ聞くと敬遠しちゃう人もいるかもしれません。

ただ、この作品のミソは、主人公の「笑うことが出来なくなっ忍者の少年」忍者(シノハ)と、「感情がなくなった裏社会のボス」極道(キワミ)がお互いが敵対する組織の人間であるということを知らないまま、アニメのプリンセスシリーズ(プリキュアがオマージュ元の劇中作品)を元に、最後は殺し合いになるであろう友情を育んでいくというところです。

そのお互いの心の表現が美しく、また儚くて良いんですよ。

それを彩るのが、作品全体に満ちている圧倒的な暴力とワードセンスと生首。

こればっかりは文章で説明するよりも見てもらったほうが早いと思うので、是非コミックDAYSの無料公開分を見て判断してほしいです。あなたがニンジャスレイヤーとかセレベスト織田信長とか若先生の作品が好きならきっとバッチリハマるはず。


僕の心のヤバいやつ

Web更新日の10時になると、TLの中年おじさん達が発狂しはじめることで有名なこの漫画。何を隠そう僕もその中年おじさんの一人です。

自己評価が極端に低い根暗な男子市川と、雑誌モデルをやるくらい美人で明るい少女山田、本来交わらないであろう二人が図書室をきっかけに交流を始め、段々と距離を近づけていくんですが、普通のラブコメではありえないくらいに二人の関係の進展が早いです。今三巻まで出ているんですが、もうお互い両想いです

だけど市川は自己評価が低いため、自分がクラス1の美少女の山田とつり合うとは思っておらず、また山田側も初の恋愛の為か、どことなく距離を詰め切れていないところがあって…。そんなもどかしさを毎話ボディブローのように適格に読者の鳩尾に打ち込んでくるもんだから、読んでる側はたまったものではありません。

しかも作者の桜井のりお氏が定期的にtwitterで番外漫画を公開するものだから、そのダメージは飛躍的に加速します。殺人ラブコメマシーンか?

さっさと付き合え山田と市川!!いやでもやっぱちょっと待ってもらって…

そんな気持ちになれる素敵な漫画です。君も中学生の恋愛模様を見て発狂するおじさんの一人になろう。



バトゥーキ


皆さん格闘技は好きですか?僕は好きです。

皆さん異種格闘技戦は好きですか?僕は好きです。

皆さん戦う女子高生は好きですか?僕は好きです。

そんなあなたにオススメできる漫画、それがバトゥーキです。作者は「嘘喰い」で有名な迫稔雄先生。

自分の家族をギャングに人質に取られた女子高生が、家族を救うために様々なファイターと戦って強くなっていく物語。と書くと割とありがちな話だと思うんですが、ここで面白いのが主人公の使う格闘技がカポエイラというところ。

元々演舞としての側面も持ってるカポエイラ。戦う技術としてのカポエイラと他人との心の交流を描くカポエイラ、両方の面を同時に見せてくるのが、この作品の面白いところです。血生臭さと青春が両立するっていう何とも不思議な味わいのある漫画になっています。

主人公と戦うファイターも一癖二癖あるやつばかり。その上迫稔雄先生の高い画力もあって非常に満足度の高い戦闘を見ることが出来ます。

2020年7月17日までとなりのヤングジャンプで現行最新話まで全話無料で見れてしまうので、気になった人はチェックして見ると良いと思います。

ところでお恥ずかしい話なんですが、僕は今まで嘘喰いを見たことがなくて、これが良い機会だと思って少し読んでみたんですが、めちゃくちゃに面白いですね……続きも読みたいんですが、巻数も多いのでまとまった時間があれば読みたいところです。


イジらないで、長瀞さん

色黒黒髪長髪八重歯貧乳ちょいエスデレデレな後輩は好きですか?

そんな属性の重箱詰め合わせおせちみたいな後輩長瀞さんとオタクで内気な美術部の先輩とのイチャコラを見せられる漫画です。

僕ヤバもそうだけど、こういうオタクと陽キャ女子の組み合わせって好きなオタクおじさん多いと思うんですよ。

オタクは幼少期は内気な子が好きだが成熟するとギャルが好きになる法則、あるんじゃないかと思います。

自分の趣向を主語をでかくして他人に押し付けてはいけない。

趣味趣向の話はともかく、お互いの距離の詰め方が慎重なので、こちらも見ていて中々面白いです。先輩と長瀞さんとで勇気を振り絞るポイントが微妙にズレているのも見ていて面白いところ。

長瀞さんもそうですが、彼女や先輩の周囲にいるやつらも一癖二癖ある魅力的なキャラクターが多いので、見ていて飽きないです。


ゴールデンボーズ

友人の兎塚クニアキ君(@usagibochi)が仏教監修に入っているということで買ってみた漫画です。いやしかしこれが思っていた以上に面白くて驚いた。

とある莫大な財宝が隠されているらしいお寺に向かった小物の詐欺師、銚子芳文。成り行きでその寺の住職になりきることになった芳文は、先代住職の後妻や娘たちと、寺を守りながらどうにかして財宝を入手しようと企む…というお話。

今まで自分が知らなかった仏教知識が得られるため、知識欲が刺激されるし、お話の展開もテンポ良く展開されるので面白いです。次巻も楽しみだったりします。

というか、マツリセイシロウ先生ってどこかで聞いたことある名前だと思ってたけど、マイティハートの作者さんやんけ!!昔は滅茶苦茶楽しんでました…。



というわけで最近読んでいる漫画でございました。まだまだ読んでいる本はたくさんあるので、また漫画を紹介する記事は書きたいところです。もし今回紹介した漫画の中で、誰かのお気に入りが増えてくれると嬉しいです。

では。


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