おひとり様でも大満足、本格的なご飯・麺ものメニューでテンションぶち上げかつバッチリ美味しいタイ料理屋さん(浅草橋)

お酒が好き。食べることが好き。ひとりが好き。三拍子揃ったところで、なかなか居心地良くひとり飲みを楽しめるお店を見つけるのって難しい・・。そんな主(独身女)が、ついに

知ってしまった。浅草橋駅近く、周りは高架下の飲み屋で賑わう一角の2階に、タイ料理好きにとって天国の場所があることを。

お店を初めて訪れたのは先月。シェアハウスの住人と名乗る女の子(私が住むシェアハウスはちょっと変わっていて、住人さんと言っても半月だったり一ヶ月丸々だったり長期で家を空けている、いわば二拠点生活のような方が多いのでなかなか顔を合わせる機会が少ない)と共有スペースで一緒になり、はじめましてから15分後には夜ご飯の約束をしていた。おそらくシェアハウスあるあるで、お互い軽いw。エスニックがお好きとのことだったので迷わずタイ料理を提案。折角なので私が一人で何度か訪れたことのある近くのタイ料理屋さんの他に、美味しそうなお店がないかリサーチして見つけたのがこちらのお店だった。

豊富なメニューに興奮・目移りしながらも、その日は定番料理と初めて注文する料理を何品か頼んだのだが、結論何を食べてもとても美味しく感動。ご近所のタイ料理開拓はもうこれ以上しなくていいかもと思うレベルで満足した。

そして今回、ふとタイ料理の気分になり(ほぼ毎日)、1ヶ月経たずして来訪決定。口コミでは平日の夜でも19時には満席に、という書き込みもあり、善は急げと少し早めの時間に向かった。ただでさえ一人でお店の扉を開ける瞬間は緊張するのに、勇気を出して入ってみたものの満席ですと断られることはこの上なく辛いし悲しいし避けたいところである。

2階にお店があるため階段を上って店内に入ると、お客さんは誰もいなかった。ラッキー。

愛想の良い店員さんにどの席でもどうぞと案内してもらい、控えめなおひとり様(自分で言う)なので広めの空間にほとんどは4人席が配置されているなか、あえて1番隅っこの2人席に着席w。

前回訪問した際に狙っていたメニューが2つあって、どちらかにしようと決めていた。クンオップウンセン(海老と春雨の土鍋蒸し)とセンヤイラートナー(豚肉と青菜のあんかけ太麺)だ。クンオップウンセンは3年ほど前に初めて食べて以来、オイスターソースがメインの少し甘くて濃いめの味付けに海老だしとニンニク風味が染み込んだ春雨のその衝撃的な美味しさに、すっかり虜となったのだが、手間がかかるのかメニューにないお店も多い。ラートナーは、いつも超美味しそうなローカル飯を目の保養とし、大変お世話になっているバンコク発タイ料理グルメ料理サイトで知った料理で、あんかけ好きとしてはどうしても押さえておきたい一品。

クンオップウンセン、ひとつ懸念があって結構量が多い。店員さんに聞いてみたところやはり一人では多めとの回答が。少し後ろ髪引かれつつ、二択だったので片方のセンヤイラートナーを注文。タイ料理は中華料理・韓国料理・焼肉と並んで大人数でたくさんの種類をシェアして食べたいものである。。。(友達がほぼいないのでなかなか叶わない涙)

そして最重要優先課題であるお酒は、、豚肉メインの料理なので赤ワインを頼んでみた。意外にタイ料理とワイン、注文する方も多い。主の普段はシンハーかレモンサワーだけど、なんだかツウになった気分w。(ワインが飲みたかっただけ)

待つこと少々、真っ白な大きめのどんぶり器にたっぷりの豚肉と野菜があんかけになって運ばれてきた。その見た目はちゃんぽんを想起させる。実は初めてのラートナーは現地で食そうと思っていたため、今回が初対面となった。(家で作ってみたことはある。伸びしろが期待される結果だったw。)

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さっそくレンゲでスープをひと口。ややさらっとした餡ではあるが、豚肉の旨味が溶け込んだ甘めだけど奥深い、そしてタイ料理らしくしっかりした味付けにマサニコレダ感。(語彙力)表面にかかっているパウダーの胡椒がピリッと味をシメていていい仕事している。

続いてセンヤイ(太麺)を実食。油で少し、麺を塊ごと炒めているのか、時々おこげ付き箇所ありの香ばしい味が。茹でた麺にあんをかけるだけでは飽き足らず、麺だけを別で炒めるというひと手間。誰が調理方法を発明したのだろう、天才。

豚肉は期待通り柔らかくて美味しい。タイ料理の豚肉ってなんでこんなに柔らかいのだろう。普段は断然海鮮派だけど、この豚肉の柔らかさを目の当たりにしたらそれはもう完敗を認める。(何の)

野菜もたっぷりだったので、ジャンルとしてはしっかり炭水化物であるが多少は罪滅ぼしになるかも。最近ランチでタンメンとか五目麺とか野菜増ししてラーメン食べているサラリーマンの気持ちが分かってきたアラサー。

そして何気にフクロタケがたくさん入っていて素敵。フクロタケ好きなんだよね。トムヤムラーメンとかに入っているの。

クルワンプルーン(テーブルによくある4つの調味料)を一緒に持ってきてもらったので、途中から唐辛子を加えてピリ辛味に、最後はお酢を入れてさっぱり完食。ビールやレモンサワーが進むスパイシーなお味、という訳ではなかったためワインが正解だった。なんとなくの勘が当たって嬉しい!(ワインが飲みたかっただけ ※2度目)

結局最後までお客さんは主だけで、キッチンからも死角のお席だったので、まったり過ごすことができた。運が良ければこんな平日もあるのかも。いずれにせよ、早めの時間帯に来訪できるに越したことはない。

センヤイラートナーとワイン1杯でお会計は1,500円ほど。価格帯は900円台後半の料理がメインで、ほぼ〜1,200円の模様。とっても安いわけではないけど、美味しさを考えたら充分納得できる。メニュー豊富で、普段は見かけない一品に出逢えるところも魅力。(詳細は記憶に留めていないので割愛w。)おひとり様にとっては嬉しいご飯・麺ものラインナップも豪華なので、メイン料理+お酒1杯でも満足できた。ちなみに1杯で満足できた自分、すごい。

浅草橋近くのタイ料理屋さん「パヤオ」、女子でも行ける1人飲みおすすめ店、認定です!


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