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#17 | デザイナーの意図を探る会

「説明できるデザイナー」を目指して、個人的に「いいな」「好きだな」と思ったデザインを観察・考察・言語化していきます。

目的
・説得力のある論理的デザイン力を鍛える
・デザインの言語化を習慣づける
・無意識を意識化し、観察による発見をアイディアとして取り入れる

本日はこちら


「COMP」という完全栄養食を販売するコーポレートサイトです。

・ディテールこそ至高。細やかな気配り。レスイズモアでクールなデザイン設計。

・シンプルなんだけどただワイヤーフレームにそのままはめこんだ感のあるサイトではない。一つ一つのオブジェクトにプロダクトの信念やこだわりを感じる。

・行間やカーニング。読むテンポ、空気感を演出する大事な役割。webサイトにも時間軸が存在していて、デザインにはそれをコントロールできる力がある。

・ストーリーコンテンツがあると企業そのもののビジョンに共感しやすく、ファンになりやすい。サブスクリプション系にも有効そう。



webデザインを学び始めた当初は、サイトデザインのまとめサイトに掲載されてあるものは全て「良いもの」なんだと思っていました。

でも、最近さまざま巡回していると「これって本当に『良い』デザインなのか?」と思うことが多々あって、本当に魅力的だと思うサイトに出会うことは少なくなったように思います。


自分にとって「良いデザイン」は、「気の利いたデザイン」「心を動かされるデザイン」です。


前者は学びを続ければある程度習得は可能だと思っています。閲覧者にとって見やすい、操作しやすい、目的の情報にたどり着くことができる、など。コーポレートサイトなどには必要な要素なんじゃないかな。


対して後者はwebデザインやプロダクトに対する愛や覚悟がなければ達成ができない部類のスキルだと思います。購入したい・行ってみたい・詳しく話を聞きたいと、心に響くwebサイトです。少しでも違和感を感じたり興味がないと判断されればクローズボタンを押されてしまうwebサイトで、これを実現させるには相当難しいことではないでしょうか。


スクロールの手を止めたくなってしまう、思わず魅了されてしまう最高なwebサイトと出会いたい…。




本日は以上です。

それではさようなら。

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