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病める時も健やかなる時も、スイーツを愛します

 甘いものが大好きです。美味しいスイーツを食べると、幸せが倍増する人間です。
 ところが、1年くらい前、血糖値が乱高下していることが分かり、「厳密な糖質制限はしなくてよいが、糖質を少し控えめにした方がよい」と主治医から言われました。血糖値の悪化原因で、思い当たることが一つ。2年前に親しい友人がケーキ屋さんをオープンし、試食にお付き合いしたり、応援のために多めに購入したりと、スイーツを食べる機会が急増していたのです。

 主治医の指摘を受けて、食べるお菓子の量を激減させましたが、それまで美味しいスイーツをご褒美に仕事を頑張っていたので、気力がすっかり低下しました。病気を治すためには仕方ないと頭では理解しているのに、スイーツを我慢してイライラして、「40歳を過ぎたオバサンが、お菓子ごときにすっかり振り回されて情けない」と自己嫌悪にもなりました。

 そんな時に本屋さんで出会った『低糖質のお菓子づくり』という本に掲載されていた、パティシエの辻口博啓さんのインタビュー。

年を重ねた方々は、だんだんとケーキを食べなくなっていく傾向があるような気がしています。糖尿病だから、とか太るから、という理由だそうです。長くスイーツを愛してもらうためにパティシエとしてやらなくてはならないことは、”長く食べていただけるスイーツ”をつくることです。今こそ、パティシエは低糖質スイーツをつくるべきだと思います。全国のケーキ屋さんが低糖質スイーツをつくれば、みんなで楽しいスイーツライフが送れるでしょう(笑)。全国の皆さんに、100歳になってもケーキが食べられる幸せを味わってほしいのです。

 「100歳になってもケーキが食べられる幸せを味わってほしい」という思いで、低糖質スイーツを作られているパティシエさんがいる!そうだよね、お菓子って、それだけ幸せをもたらす力があるんだよね。「お菓子ごときに振り回されて情けない」と自己嫌悪になったけど、「お菓子ごとき」ではない!スイーツを食べられられなくなった影響は、私には大きくて当然なんだ。
 私は辻口さんのインタビューを読んで、ものすごく勇気が出ました。お菓子は、大きな世界が広がっている魅力的な存在。病気治療と健康管理のために、お菓子の量や種類を工夫する必要はあるけれど、私の一生でこれからもずっとお付き合いしていきたい、と決意を新たにしました。病める時も健やかなる時も、あなたを愛します。スイーツさん、これからもよろしくお願いします!

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以上で本文終わり、以下おまけです。

① 市販されている低糖質のスイーツには、人工甘味料が使用されているものも多く、人工甘味料の安全性について様々な意見があります。私は自分の体調を見ながら、通常糖質のスイーツも低糖質のスイーツも、量を摂りすぎずに気をつけながら楽しんでいきたいと思っています。

② 私は通常糖質のスイーツは、友達とのお茶会などどうしても楽しみたい時、ごくたまに(数ヶ月に1回)食べます。低糖質スイーツは種類も豊富で、いろいろ試してみるのが楽しみです。私のお気に入りスイーツを以下に掲載して、このnoteを終わります。
※私のお気に入りは随時追加予定です(^_^)

【私のお気に入りスイーツ(^^♪】
①アンティコカフェ アルアビスの「ババナチュラーレ」(通常糖質のスイーツ)
 アルミの器の中に、こぼれそうなくらいのラム酒が入っています。お酒を使ったスイーツが大好きですが、これは特にお気に入りです。写真を見るだけでうっとりします💛

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②自然食品F&Fの低糖質スイーツ
 バウムクーヘンもブラウニーも、しっとりととても美味しいです。バウムクーヘンは1つ150円とお手頃価格なのも嬉しいです。

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