2021/04/04; サウナのすすめ

昨日のことだが、久しぶりにサウナに行った。実に半年ぶりで、90度の暑さに耐えられなくなっていないか不安だったのだが、杞憂だった。何にも変え難い幸福感を得て、やはり俺はサウナが好きなんだと実感した。

正確にはサウナが好きなのではない。サウナの後に浸かっている風呂が好きなのだ。私のサウナルーティーンを紹介すると、(1) サウナで10分過ごす、(2) 水風呂で1分過ごす、(3) ぬるま湯にしばらく浸かる、という具合だ。(1)と(2)はただの修行で、正直やりたくない。ただ(3)で訪れる解脱感、これに勝るものはない。ぬるま湯に浸かっている間、サウナや水風呂の辛い過去が「今となってはいい思い出」に書き換えられていく。その懐古にも似たゆるっとした脱力感を求め、再びサウナへと向かうのである。

サウナは「温泉の心地よさ増幅器」だ。サウナを経ることでお風呂の心地よさは何倍にも跳ね上がる。私は普段お風呂が気持ちいいとは一切思わないのだが、サウナを経たらめちゃめちゃに気持ちいいと思う。それくらいの振れ幅でサウナはお風呂の気持ちよさを引き上げてくれる。

だからお風呂が好きな人ほど、サウナを経てみてほしい。普段からお風呂が好きで何時間でも入っていられる、という人がサウナを経たら一体どうなるのか...。かなり興味深い。脱力のあまり溶けて温泉と同化してしまうんじゃないかと、多少心配なところもあるが、きっと更なる高みの景色を見られることと思う。

今度感想教えてください。

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