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noteを100日間連続で更新してみて起こったことと、簡単な継続方法

とくに「継続しなければ」と誓いをたてたわけでもなかったのですが、昨年の年末から日常のルーチンのなかにnoteを入れていたところ、このほど連続100日の更新を達成することができました。

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noteには実績に応じてもらうことができるバッジがあるのですが、90日連続はずいぶんと前にすでに解除していました。100日はなにもありませんでしたので次は何日連続かと確認してみますと...。

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次は365日連続でした。ぜったいに取らせないぞという強い意思を感じます。

100日連続して起こったこと

私のようなデータ取りにとっては、noteを100日連続で更新してみるとどのようなことが起こるのか興味ありましたので、半自動的な手法で自分のフォロワー数は記録をとっていました。

その結果が以下の図です。横軸の長さや解像度は伏せますが、およそ100日間だと考えてください。

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スタートしたのがフォロワー数3000未満の頃でしたので、およそ3ヶ月で6800まで伸びています。また、途中で非常に傾きが大きいところがあって、そこから安定した推移になっています。

この傾きが大きいところはアクティブなユーザーのおすすめ欄に表示された影響が大きく、最近の推移は id 取得まではされないものの、note をそれなりに読んでいるユーザーがフォローしてくださっているという、微妙な温度の違いから生まれているようです。

もちろん、記事が多少バズることによって、傾きは細かく変動します。しかしその日その日のバズよりも、安定して方向性のあるコンテンツを生み出している方が効果はあるようです。

一応、24時間・48時間・72時間の窓を作って直近の回帰係数もモニターするようにしていますが、なんとなく「この数字がベースラインだな」と感じられる傾きがありますので、それを下回らないように興味をもってもらえる記事を書き続けています。

大事なのは、フォロワーは誇示すべき力でもなければ、私自身の価値を示すものでもない点です。それはたまたま note というタイムライン上で縁を結んだ人の数であって、むしろ私が誠実であるべき読者の数、その雰囲気といってもいいでしょう。

あくまで、自分の言葉がどこに届いているかの目安として、自分が間違った方向に進んでいないのを知るために横目で確認するようにしています。

連続更新の回し方

note はブログよりも Facebook の投稿のような軽さで更新していますので、あまり書き出しや、文体といったものを気負って書いていません。この軽さをいずれブログに流し込みたいと思っています。

私の場合、記事は「めほりの Read / Write Diary」という日記で紹介する IT 関連の海外の情報が中心です。そこに、私の定期購読マガジンである「ライフハック・ジャーナル」が月に10回ほどの投稿で挟まります。

更に、継続して追っている「大統領選挙ウォッチング」、本の紹介をする「めほり書店」、英語のマニアックな表現を紹介する「英語メモ」といったカテゴリの記事が入ります。

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この、継続して書くことができるテーマがあるならばマガジンにしてしまうというのが、連続更新をするときにはとても役に立ちます。

日記らしい話題がない場合には英語の話を、それがないなら大統領選挙ウォッチングの話題をといったように、ネタ探しを複数レーンにしておくことで、書き出すまでの時間を短縮できます。

曜日が決まっている記事も用意しておく

また、マガジンは割り当てていないのですが、日曜日にYouTubeライブ「ライフハックLiveshow」をオンエアしたあとで、その日に紹介したリンクをまとめておく Show note 「番組ノート」を作っておくことを日曜日に必ずしています。

こうすることで、日曜日に YouTube の番組も制作しなければいけないし記事も書かなくてはいけないという2つのハードルを、1つにしてしまうわけです。これで週7日のうち1日はクリアされますので継続が楽になります。

読者的にはちょっと手抜きに見えるかもしれませんが、番組をご覧のかたには「あのリンクはどこだろう?」と思ったときに検索できるというメリットがあります。

作業を開始する時間を決めておく

多くの記事は、わたしが重要だと思っている IT や本などの話題のリンクを数個引用し、それについて説明や批評を行うという構成をもっています。

慣れてくると、どの程度の「重さ」で記事を書くことができるかが把握できてきますので、「今日の重さなら23時には書き始めていないと夜半に間に合わない」「今日は30分で書ける」といった見積もりができるようになります。

この「開始時間をあらかじめ見積もっておく」という作業がとても大事で、残り時間で書き終わらないとわかった場合には、指が一切動かなくなるのを防ぐことができます。

ときには音声メディアでコンテンツを揺らす

note は音声メディアを簡単に投稿できるのも魅力です。どのくらい簡単かというと、私の場合は:

・iMac で piezo というアプリを立ち上げ、10-15分の音声コンテンツを一発録りする
・出来上がった音声ファイルをAirDropでiPad Proに送り、Ferrite のテンプレートのオープニング音楽とエンディングの間に差し込む
・完成ファイルを AirDrop で iMac に返して note に投稿

この作業が録音を含めて15-20分で完了することができます。録音時間を含めてです。

これで音声の RSS を発行してくれたらポッドキャストになるのに...というくらい手軽に音声メディアが作れるわけです。

どこまでいけるか

ここまでが、この100日間で試したことなのですが、最近は一つの悩みがあります。というのも昨今の社会情勢のせいもあって、ニュースや話題が少なくなって、それこそ関係のない話題で興味を引くのがとても難しくなっているのです。

次の265日は、なんとかネタの枯渇だけではなく、時間を捻出できるかという調整だけでなく、どれだけ心を生かし続けることができるかという挑戦にもなりそうです。

どうせここまでやったのだから、気負わずに続けてみたいと思います。また適宜、私自身の集めているデータや、ノウハウは紹介していきますので(note攻略法!などという情報商材にはしません(笑))、よろしければフォローしてください。


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