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ほんとうにムダにしていること

あれはムダ、これは意味がないとムキになって、少しでも便利なものを選び、効率のよいものを選び、では、そうやって得たはずの時間は、いったいどこにあるんだろうか。

今ほど便利じゃなかった時代の方が、焦らずに過ごし、1つ1つを経験として蓄えられていたんだ。

こんなに何でもすぐ手に入り、すぐに調べられる世の中なら、たくさんの時間が余っていていいはずなのに、ほんの5分や10分を待たない世の中になった。

そうやって稼いだ時間がどこにいったかもわからないし、何に費やしたかもわからない。

なぜか、便利なのに残るものがない。

僕たちは、穏やかな暮らしを追い求めながら、焦燥感を増やし続けている。

急いでいると苛々として、落ち着けず、急がない人が悪く見えて、やつあたりをする。
周りにまで迷惑をかけてしまうことがある。

でも、そうまでして得たはずの「時間の余裕」はどこにも見当たらず、苛々だけが残っていく。

それこそが、
なんてムダなことだろうか。


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「自分探し」や「生きづらさ」のことを、ちょっと考えすぎながら書いています。学校でデザイン論や社会起業を教える講師業と、福祉やNPO支援が専門のデザイナーです。肩にいるのはスタンドです。「unbelievable truth」て命名してます。

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