#300 【ホル活】ホルモンを活性化する3つの基本｜足からだ健康ラジオ

2024年8月30日 17:58

🎶📚音声配信に補足を入れながら記事にしています。

皆さん、こんばんは。
めぐミカです。
きょうも一日お疲れ様でした。

体に秘めたパワー・ホルモンを知ろう
ということで【ホルモンシリーズ】をお伝えしてきました。
ホルモンとは何か、
どこで作られるか、
どうやって伝わるのか、
神経伝達物質とホルモンの違いなどもお伝えしましたね。
そしてレプチン、インスリン、成長ホルモン、メラトニン、エストロゲンといった
代表的なホルモンをピックアップして
活性化させる方法もお伝えしてきました。
今回ははホルモン全体のまとめのような回です。

ホルモンを活性化する3つの基本

いろんなホルモンがありますが、
ホルモンを活性化するためにどんなことが関係していると思われますか？

3つの基本があります。

１．体内時計が整っていること

体内時計は地球の時間に合わせて時を刻んでいるだけではなく、
昼は交感神経が優位に、
夜は副交感神経が優位になるよう自律神経のタイムスケジュールが組まれています。
人間の身体はそのように造ってあるので、
地球のどこに行っても、
それを変えることはできません。
そして今回のテーマであるホルモン分泌のタイムスケジュールも人間の身体は組んでいます。
ですので、昼夜逆転した生活を続けると、
自律神経やホルモンの動きが正常に行われなくなり、
ホルモンバランスの乱れが起こって、
健康に悪影響を及ぼすわけです。

またホルモンは一つ一つが独立して働いているわけではなく、
それぞれが連携しあっていましたね。
そのため、全身的な視点で
食生活や睡眠、運動を整えていかなければ、
本来のホルモンの働きが発揮されません。
まるで伝言ゲームのように
「あれあれ？ちょっと違うよ。ずれてるよ？」と
少しずつずれていき、
最終的にホルモン全体のバランスが崩れ、
健康に害を及ぼすとことになっていきます。

現代社会の中で生活習慣のすべてを
理想的な形にすることは難しいとは思います。
それでも、できる限り体内時計を整え、
ホルモン分泌を正常に保てるように努めましょう。

そのためには、体内時計が崩れやすいシフトワークの方などは
食事をするタイミングを規則正しくすることで、
体内時計の乱れを最小限にすることができます。
ホルモンの働きを活性化するために、
体内時計をコントロールするようにしましょう。

２．自律神経のバランスが整っていること

ホルモンの分泌は自律神経の働きに大きく影響されます。
自律神経とホルモンは常に連動しながら、
互いに協力し合って働いています。
「身体」というひとつの社会がスムーズに機能できるように
環境を整えているという感じ。

でも強いストレスなどの影響を受けて、
自律神経のバランスが乱れてしまうと、
ホルモンの分泌も正常に行われなくなってしまうんです。

例えば、よく聞く話ですが
仕事や職場での人間関係などのストレス、
または何かショッキングな出来事があったときに
生理が来なくなるということがありますね。
これも過剰なストレスが自律神経を狂わせ、
女性ホルモンの分泌に多大な影響を与えたということになります。

適度な刺激と十分な休息を取って、
自律神経のバランスを整えるようにしたら
ホルモンの分泌にも良い影響を与えます。
体全体の連携がうまく行くようになると、
健康でいつまでも生き生きと過ごしていける。
まさに心と体は一体と言えますね。

３．ホルモンの伝達ルートである「血管」の状態が良好であること

血管はホルモンを伝達するための主要ルート。
それぞれのホルモンが標的細胞に作用できるように、
血管の状態を良好に保つことが重要です。

血管の状態を良好に保つとはどういうことですか？
コレステロールなどの蓄積で
血管の内側にできるプラーク（アテローム）の形成を防ぎたいものです。
過剰な糖や脂質で血管が汚れないような食事内容に気をつけるなら
血管の状態が良好になり
ホルモンの伝達がうまくいく身体になっていくということですね。

自分で出せるものなら　出せるようにすればいい

体中で連携をしているホルモンを活性化するために
・体内時計が整っていること
・自律神経のバランスが整っていること
・血管の状態が良好であること
この3つの基本が整うよう努力していくことで
日々私たちの体をコントロールしているホルモンを
私たち自身がコントロールしていけます。

ホルモンは、ほんの微量で
全身を動かしているようなものなので、
体の外から取り入れる大量のホルモン剤は
他のホルモンにも影響を与え
体内で調整するために無理な動きをすることになってしまう。
それが全身に出る副作用になるのだと思います。

足揉みとホルモン

最後に足揉みについて。
私は中国足心道という足揉みを生業にしておりますが、
たくさんある反射区の中から
ホルモンに命令を出す脳下垂体や
ホルモンを出す甲状腺や副甲状腺、
副腎、膵臓、卵巣、精巣、その他にも腎臓など
ホルモンを出す各部位の反射区を刺激します。
そしてホルモンの素を作る肝臓も元気にしないといけないので、
肝臓もしっかり刺激します。
そして全体的な血流を十分に促します。
それは血管の内側のお掃除にもつながります。
そうしてはじめて、
ちゃんと隅々にまでホルモンが届きやすいように整えていくというわけです。

ホルモンは連携しているので
過剰なホルモンが出れば、
他のホルモンにも影響が出て副作用が大きいものです。
自分の脳が各臓器に対して
その時に必要な量を命令をすれば、
そして各臓器が命令通りにホルモンの量を出せば
何の副作用もないわけです。
そういうことも考えながら足揉みをしています。

ホルモン療法で薬を入れ続けた臓器は怠慢になってしまい、
その薬がなくなったとき、
自分で出すべきホルモンの出し方を忘れてしまうことになりかねません。
人間って誰しも楽をしたいですよね。
よそから入れてくれるんだったら
「自分の仕事をしなくていいんだ」と
呑気にしているうちに
自分の大事なホルモンの出し方を忘れてしまうんですね。
そうなると、そのホルモンを
ずっと取り入れ続けなければいけない体になってしまうかもしれないんです。
それは身体にとってはかわいそうな話。

医療費もかさみ続けます。
ずっと病院に行き続けないといけないかもしれません。

“自分の体の事はお医者さんがよく知っている”と
思ってる方も多いようですが、
自分の体の事は自分の体が
もしくは自分の脳がよく知っていてコントロールをするんです。
もちろん必要な医療はちゃんと受けなければいけませんし、
現状を把握するのに検査も受ける必要があると思います。
ただ、自分の生活の改善は二の次、三の次にしておきながら、
お医者さんにおんぶに抱っこというのでは自身の身体がかわいそう。
まだまだちゃんとできる力があるかもしれないじゃないですか？
きっとあるんです。

今学んできたように、人間の身体は
いろんなところと連携しながら全体でバランスを取って
うまくいくように造ってあります。
乱れているところがあれば戻していけばいいんです。

足揉みに来られたら脳の反射区もしっかり揉みます。
正常な命令ができるように
コントロールがしやすいように促していきます。
まだまだ自分に秘めたパワーがあります。
諦めないで足揉みで整えていきませんか？

それでは【ホル活】はこれで終わりです。
長いシリーズでしたが、
最後まで聞いてくださりありがとうございました。

ゆっくり呼吸をしながらお休みくださいね。
シャローム
またね

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〈自己紹介&メッセージ〉

今日も聴いてくださり有難うございます！
健康管理士でメディカル・リフレクソロジーである中国足心道療術師の本格足揉み屋の「めぐミカ」です。
名古屋の藤が丘駅徒歩2分の本格足揉み環(めぐり)で師範として、毎日この手で足揉みと整体、そして健康相談・日常生活の改善・予防・アドバイスをしております。

日頃考えている事、経験、学んだ事など、心と身体を健康にするお話をゆったりとしていきます。スキやフォロー、シェアをして、周りの皆さんも健康にしていきましょう♪

「歳だから」とか「治らない」「仕方がない」なんて、諦めモードの方！自分の人生を他人任せにするのはちょっと早いですよ。自分の身体や心は自分でコントロールできるように素晴らしく造ってあります。身体のシステムを整えれば、もう少し楽に歳を重ねていけます。だから、足を揉んで〜‼︎ もう少しあらがいましょう。

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