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異次元の少子化対策でやってほしいこと「ちょっと横道へ」

じっくり読んでみたらぜんぜん異次元じゃなかった

point1から「車の両輪」ってキャッチが異次元じゃないって思ったので今回は少し別の角度から今回の「少子化対策」へアプローチしてみました。

車という分野は、日本が初めて世界を凌駕したといっても過言ではないかも?「世界のトヨタ」ってトヨタの名前は世界中に響き渡っていて、日本の産業が世界的にも大きな評価を得たトヨタの功績は大きい。愛知県の一部の地域は「トヨタ」で全ての経済が回っていると言っても過言ではない地域がある。それぐらい戦後の日本経済を牽引したのが車産業なのです。
ところが、今その車産業の世界トップ(昨年のトヨタは過去最高益)に君臨しているトヨタがEV(電気自動車)の分野で世界に大きく引き離されつつあるらしい。それの何が問題なのかというと、トヨタが経営不振になるとトヨタ本体だけではなく、サプライチェーンと言われるトヨタの車を一緒に作っている子会社がものすごい数いるわけで、当然そこで働いている人たちは更にものすごい数いるのです。つまり・・「親カメこけたら皆こけた」みたいな世界なので、日本経済崩壊のシナリオになる可能性が大きい。

「車の両輪」って首相が言ってる時点で「昭和」を引きずってる?

「車の両輪の方がわかりやすいじゃん!」って思う人もいるかもしれないけど、ここに引っかかっているのは実は大きな理由があるのです。戦後の日本経済の復興は「アジアの奇跡」とまで言われたのですが、その陰に今の日本の少子化につながる様な政策があったのです。太平洋戦争に突入する前に日本の国策としてやったのは「産めよ増やせよ作戦」

当時の日本の総人口は7350万人でした。上に述べた通りで、軍国主義を支えるべく人口増強策の提示と、具体的には、子どもを5人以上産むようにという国民への上からの呼びかけとなっています。日本は国として「産めよ、殖やせよ」という唱導とともに、「兵力・労働力の増強」を目指す要綱をもってして、「人口大国:日本」を目指すことになったのです。

2017年ジョイセフコラムより

人口一億人を目指した理由は「軍事大国」のためだった

元々は7000万人だった日本が人口1億を目指したのは、「軍事大国日本」を作るため。結果的に女性達は戦争に夫や息子を奪われ、戦火の中、幼子を抱えて逃げ惑うことになったのです。敗戦を迎え焦土と化した国土の中で国が次に掲げたのは「経済大国日本」だったのです。
元々学校教育は「軍人さんを育てるための場所」だったと言われていますが、(クラスという表現は軍事用語です)日本は戦争に負けた後、学校教育を「経済発展のための場所」にシフトしたのです。
経済大国を目指し、「アメリカに追いつけ追い越せ!」と生産性と効率を追いかけ「上司に言われたことをより早くより正確にできるyes-man育成」学校教育の目的が「教師の言うことを聞く子どもを育てる」であり、その子ども達が将来活躍できる企業、その典型的なモデルが「トヨタ」だったのです。

経済発展のためだけの教育では「豊かな国」にはなれない

今の日本の課題がここにあると考えると今回の異次元の少子化対策のベースにあるのが「産めよ増やせよ」の戦前戦後の日本の政策に被っている気がするのは私だけでしょうか?

昔子ども番組の中であった歌のフレーズを思い出しました
「人様はお金があれば幸せになれると考えた・・お金は消え失せた
人様は力があれば幸せになれると考えた・・力は消え失せた
人様は知恵があれば幸せになれると考えた・・知恵は残った」
「少子化対策は未来を生きる子ども達のためのものでなければ意味がない」
と考えます。

その場しのぎの
役人や政党の評価のためではなく、
子ども達の未来永劫の幸せのために


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恵夕喜子(めぐみゆきこ)

鹿児島県奄美市生まれ

子育て中に、バブル期の大手証券会社で営業職を12年間。

同時に息子が入ったカブスカウトでリーダー体験10年間。

教育事業に興味を持ち、女性専門のコンサルタント会社で経験を積み2006年に独立。

2007年にNPO法人ママの働き方応援隊を立ち上げ、

2012年、出産後の女性が講師として、赤ちゃんと一緒に参加できる「赤ちゃん先生」をスタート

2023年世界一子どもの幸福度が高いと言われるオランダで広がったイエナプランをベースに

「イエナ式おうち探究塾」をFC展開中

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