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「グレー」ってなんだ?!

最近あるママさんから聞いた話です。
幼稚園の先生から「お宅のお子さんはグレーだと思うので、発達の診断を受けてください」
こんなにストレートな表現だったかどうかは分かりませんが、どんな伝え方だったとしても、親としては心穏やかではないよね?
親本人が相談してきたのではなく、先生という立場の人が「グレー」というあいまいな表現を使うこと自体に、大きな違和感を感じました。それは・・・


グレーという表現にいかにも日本人らしい無責任さを感じた


グレーは白と黒という対照的な色が純粋に混ざった色です。
白の清さに対して真逆の黒の強さを受け合わせているということです。そのため控えめであり、はっきりしないともいえます。

はてなブログより引用

そもそも、子育て中のママ達はほとんどの人が子育て初心者!乳幼児期を経て、初めて集団生活の中に子どもが入っていくのを不安だらけで送り出す親の方が多いと思うのです。(2人目とか3人目とかならまだ余裕があると思うのだけど、第一子とか一人っ子だと不安だらけだと思うのです)
そして私が一番「これあかんやろ!」と思うのは、医者でもなく、専門家でもない保育士や幼稚園教諭である先生から「疑わしいので病院に行って検査をうけたほうがいいと思います」と言われることに何らかの意図が感じられるのです。


個人的な見解で相手に不安を与え、検査に行くことを強要する?

もちろん、先生自体も悪気はないかもしれない。
そのお子さんが他の子よりも元気が良すぎる?
そのお子さんが他の子よりも聞き分けがない?
そのお子さんが他の子よりも動作が遅い?
そのお子さんが他の子よりも言語化できない?

でもこれ、全部大人の都合だと思うのです。つまり、「集団生活の中で支障がある」ということ。
誰にとって支障があるのか?
それは「先生」つまり、「クラス運営上で先生にとって支障がある」ということなのです。

「グレー?」と思った時、先生はどうしたらいいのか?

まずは自分のことではなく、「子ども社会に任せる」ということを考えてみてください。子ども達は常に「ホンモノの自分」ありのままの自分で生きています。ありのままの自分同士が共に生きる選択(共同)をした場合、そこで摩擦が起きます。この時に大人(地位が子どもよりも上の人)がジャッジしたりすると何が起きるか?子ども達は「上下関係により相手を支配すること」を学びます。
では、子ども社会に任せておくとどうなるか?

子どもは常に考えている

子どもの脳(400g〜)が大人の脳(1200g〜)になるまで6〜7年ぐらいかかると言われています。大人の脳と同じ大きさになったとしても、そこからさまざまな体験を通して「未知情報」から「既知情報」に脳内で浮化できるにはしばらく時間がかかります。なので、当然、喧嘩になったり、子どもが執拗に意固地になったりします。そんな時、大人は言い聞かせるのではなく、子ども社会に投げてみて、子ども達に考えてもらいます。(答えではなく、問いが出るように働きかけます)そこから子ども自身の探究(内発的な問い)がはじまるのです。

「対話を通して子ども達は自分の思考を言語化できる」

子育て中のお子さんや親御さんに関わることが多い先生にはぜひ知ってほしいのが、オランダのイエナプラン。その中でも特に「対話」が悩めるママや先生が知るそして活用することでさまざまな悩みが解決できるきっかけになると思います。

続く

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恵夕喜子(めぐみゆきこ)
鹿児島県奄美市生まれ
子育て中に、バブル期の大手証券会社で営業職を12年間。
同時に息子が入ったカブスカウトでリーダー体験10年間。
教育事業に興味を持ち、女性専門のコンサルタント会社で経験を積み2006年に独立。
2007年にNPO法人ママの働き方応援隊を立ち上げ、
2012年、出産後の女性が講師として、赤ちゃんと一緒に参加できる「赤ちゃん先生」をスタート
2023年世界一子どもの幸福度が高いと言われるオランダで広がったイエナプランをベースに
「イエナ式おうち探究塾」をFC展開中
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