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第34週 学者 中山 寿美枝

はじめに

今週の教育者・学者のカテゴリーは京都大学経営管理大学院  アジアビジネス・リーダー人材産学共同講座の 特命教授 中山寿美枝さんです。



研究者になられるまで


中山寿美枝さんは東京工業大学大学院博士後期課程を修了され、博士(工学)の学位を取得されます。

そして電源開発株式会社においてエネルギー需給分析、気候変動政策などの調査を担当され、MIT客員研究員などを経て現在、同社審議役を務めておられます。J-POWERの経営企画及び管理部門/火力発電部門と気候変動に関する上級顧問として活躍されています。


論文に共著で「再エネ導入下での調整力融通の効果に関するマージナルコストを用いた分析」, 電気学会論文誌B (2018)

Sustainable Developmentとエネルギー(第1回)電化と低炭素化 : WEO2018が示す展望 (エレクトロヒート エレクトロヒート 40(2), 28-32, 2019)

Sustainable Developmentとエネルギー(第2回)2℃シナリオはサステナブル?(エレクトロヒート エレクトロヒート 40(3), 55-62, 2019)

Sustainable Developmentとエネルギー(第3回)SDGsとパリ協定(エレクトロヒート エレクトロヒート 40(4), 33-39, 2019)

Sustainable Developmentとエネルギー(第4回)温暖化抑止の特効薬はあるか?(エレクトロヒート エレクトロヒート 40(5), 65-70, 2020)

Sustainable Developmentとエネルギー(第5回)COP25とサステナブルなエネルギー(エレクトロヒート エレクトロヒート 40(6), 58-64, 2020)

などがあるそうです。


現在のご活躍

中山寿美枝さんはまた総合科学技術イノベーション会議エネルギー戦略協議会構成員、Global CCS Institute 取締役などを兼務されいます。

京都大学経営管理大学院ではエネルギービジネス展開論を教えておられます。

御専門はエネルギー・電力需給分析、気候変動政策、低炭素技術です。



京都大学経営管理大学院  アジアビジネス・リーダー人材産学共同講座の教員紹介ページで以下のようにメッセージを述べられています。

持続可能な成長に資するエネルギーと環境とは何か?先進国目線で議論されがちなこの問題に「世界に一つだけの解」というのはあり得ず、地域ごとのエネルギー需給や資源環境などの特徴にあったソリューションを考える必要があります。目指すべき将来を考えるために、エネルギーと環境の世界を旅しましょう。


持続可能な開発をテーマに、地球規模での気候変動への取り組みと、ますます増大するエネルギー需要への対応のバランスについてを中心に講義され、また多くの記事を世に出されています。

現在の一番新しい記事は以下の通りです。




めぐめぐがすごいと思う中山寿美枝さんのこと

1 女性の少ない専門分野で結果を出され、最先端の技術を世界中に発信されていること。

2またCCS(二酸化炭素回収貯留)やCOP(気候変動枠組条約締約国会議)などこれからの世界を担うエネルギー政策に関わっておられること。

3そしてその知識を大学、そして記事を執筆されることで日本、世界中に発信されていること。




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