第8週　土曜日　メデイァで活躍する女性　松たか子

8人目のメディアで活躍する女性は日本の女優、歌手であり日本舞踊松本流名取、初代 松本 幸華（しょだい まつもと こうか）の名も持つ松たか子さんです。

松 たか子さんは1977年6月10日に、二代目松本白鸚氏（当時は六代目市川染五郎）と藤間紀子さんの末子として東京都に生まれられます。白百合学園小学校に入学され、そのまま中学高校と進まれます。その後芸能活動のため堀越高等学校に転校されます。

白百合学園小学校・中学校時代の同級生に宝塚歌劇団81期生の妃里梨江さんがいて 堀越高等学校・高校時代の同級生に再従兄弟の七代目市川新之助氏と浜崎あゆみさんがいるそうです。

16歳だった1993年（平成5年）に、歌舞伎座で歌舞伎『人情噺文七元結』で初舞台を踏まれます。

1994年（平成6年）にはNHK大河ドラマ『花の乱』でテレビドラマに初出演されます。

1995年（平成7年）には同局のドラマ『藏』で主演し、以降、映像・舞台等で女優としてのキャリアを重ねられます。

恵まれた容姿と演技力、ブランド力により、1996年（平成8年）の『ロングバケーション』、1997年（平成9年）の『ラブジェネレーション』、そして2001年（平成13年）の『HERO』と、フジテレビ系列の月9ドラマに出演されています。いずれも木村拓哉氏と共演し、30%前後の高視聴率を記録しています。

また歌舞伎や新派、松本幸四郎氏が主演するミュージカルに出演し、蜷川幸雄氏演出『ハムレット』で初めて外部の舞台を経験、以後、野田秀樹氏、串田和美氏などの作品では主役に抜擢されます。

三谷幸喜氏の群像劇、劇団☆新感線、東宝ミュージカルでヒロインを務めるほか、『嵐が丘』『おはつ』などの商業演劇でも主演し、新橋演舞場史上最年少座長（21歳、99年『天涯の花』）の記録を持っておられます。

そして1996年（平成8年）には、史上最年少（19歳）でNHKの『第47回NHK紅白歌合戦』の紅組司会に抜擢されます。

また1997年（平成9年）に歌手としてデビューされます。

初期のキャリアを担当した音楽プロデューサーの日向大介からの第一印象は「最初に今井美樹さんの楽曲を歌ったデモテープが送られてきたのでそのイメージから離れるのに苦労した」と語るが「ピアノが下手なプロより上手で、純粋な音楽家になれる素質があった」「僕の仮歌を一度聞くだけで、すぐに頭の中に入れてくれた」と賛辞のコメントを残しておられます。

同年末の『第48回NHK紅白歌合戦』には今度は歌手として出場を果たされます。

以後も女優業と並行しながら、ミュージシャンとしての活動も精力的にこなし、2017年（平成29年）までにシングル22枚、アルバム13枚を発表、全国コンサートツアーも4度行っておられます。

2007年（平成19年）12月28日にミュージシャン・佐橋佳幸氏と結婚されます。

2010年（平成22年）主演した映画「告白」がR15指定されたにも関わらず、大ヒットを記録しました。

2011年（平成23年）春に長年所属していたパパドゥを退社、個人事務所スイングバイを設立し独立されます。

2014年（平成26年）、声優としてディズニー映画『アナと雪の女王』に主演、また歌唱を担当した同作品の日本語吹き替え版劇中歌『レット・イット・ゴー』はフル配信100万DLを達成されています。

2014年11月27日、第1子の妊娠を発表され。2015年（平成27年）3月30日、第1子女児の出産を発表されました。そして同年7月の舞台『かがみのかなたはたなかのなかに』で仕事復帰を果たされます。

さらに2017年（平成29年）に5年ぶりに主演した連続ドラマ『カルテット』と共に数多くの賞を受賞し、高い評価を受けました。

同年NHK朝の連続テレビ小説97作目『わろてんか』へ主題歌として楽曲を提供され、18年ぶりに歌手として年末の『第68回NHK紅白歌合戦』へ出場し同曲を披露しておられます。

2020年（令和2年）2月9日（日本時間10日）、米映画界最大の祭典「第92回アカデミー賞授賞式」で、歌曲賞にノミネートされた「アナと雪の女王2」の「イントゥ・ジ・アンノウン」を各国のエルサ役の声優たちと共に、日本人として初めて歌唱されました。また公の場で同曲を披露するのも今回が初めてとなったそうです。

そしてCMや様々な朗読など、TV舞台映画以外のメディアでも活躍されています。

めぐめぐがすごいと思う松たか子さんのこと

１素晴らしい芸能家族に生まれられて、そこで本当に素晴らしい才能を小さいころから発揮されていること。

２そして結婚出産後のお仕事も益々幅を広げられて、更に素晴らしい成功をおさめられていること。

３メディアすべてで本当にまんべんなく素晴らしい活躍をされていること。

多分今までスランプの時期がなかったのではないかというほど松たか子さんの人生は本当に素晴らしいです。これからも益々の素晴らしいご活躍が楽しみです。