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■大人の恋愛物語『マチネの終わりに』は原作から入るべし

noteユーザー限定の試写会に当選して、映画『マチネの終わりに』を鑑賞してきました!





”大人の恋愛”と聞いても、ちょっと私より年を重ねた”大人”たちがする恋であって、若者がしている恋と何ら変わらないものだと思っていた。大人という事情で家庭があったり仕事があったり、何らかの困難があるだけで、恋は恋だもの。

そんな風に思っていたお子ちゃまな私に、これが一つの”大人の愛し方”だということを教えてくれたのが、原作の『マチネの終わりに』

原作を読んでから映画を観て、映画を観たかあとに原作をまた読み直すコースをお勧めしたい。

私は原作を読んでいた当時は、主人公の薪野の奏でる音楽がどのような音楽なのか同じ”紙”で伝わるなら旋律の楽譜だけでもひと目みたいと思った。本はどうしても聴覚的満足まで満たしてくれない。

そんなタイミングで映画化が決まって、心が踊るほど嬉しかった。
薪野の音楽が聴ける!!



ネタバレがないように書こうとすると、どうしても何も書けなくなるため映画については触れないが、とにかく私の感想は冒頭でも申し上げたように「原作読んでから映画観てよかった!!」これに尽きる。

薪野、小峰、三谷、それぞれの”大人の愛し方”が原作でより細かく描写されていたので、内容が凝縮された映画で観た時に展開に違和感がなく集中して楽しむことができた。

原作読んでから映画観るか、原作読まずに映画観るか。
下味つけたムニエルか、素焼きの魚かくらい味わい方が全然違いますね。

さらに映画を見終わった後にサントラ聞きながら原作読み直すのも堪らないでしょう!

久々に映画の楽しみ方について考えさせられました。



ご招待していただいたnoteの皆さん、ありがとうございました!

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