見出し画像

情報をデザインする型:構造の硬さと柔らかさの直感を合わせていく

私の仕事は、依頼いただく企業などから ふんわりした要望をヒアリングして、ゼロからイチと1から10を整理、分類、方向付けしていくことから始まります。
依頼側だけでは解決が難しいけれど、なんかいいなぁ、面白そう、楽しそうという客観的な視点から、直感が動き始める最初のポイントを大切にしています。
上記の写真は、鉱物好きで自宅にある鉱物に私の思考パターンを視覚化してみた画像です。

意識と無意識の整理

方向性の流れは、インプットからアウトプットまで
1:新しい取り組みや施策
        コンサルタント的なクリエイティブプロデュース寄りの関わりから
2:企業ブランディング改変に向けて
       クリエイティブプロデュース寄りの関わりから
3:運用していくまで
       ディレクションとしてデザイン施策
大まかに分類すると3種の展開の違いを共有した上で、取り組み内容を決めてから上記の図のように、小さく小分けにしてグルーピング、どこまで進めていきたいかという短期的ゴールを設定し、ミーティングで課題を引き出しながら進めていく手法になります。

ここで触れることではないかもしれませんが、私が主観的におこないたいプロジェクトが起点ではありません。
依頼側が何を求めていて、どこへ向かいたいのか?心を動かす取り組みって? ということが重要な起点になります。
ミーティングごとに、課題から提案資料を準備していきますが、いつでも修正可能。可変可能な寄り添いを維持しています。

大まかな分類傾向

女性性や男性性で分類してしまうこともどうかと思いますが、感情的なことはひとまず置いておいて、わかりやすい分類の一つとして、参考までに。
男性性は行動力:時間とは制限があるため時間の力を最大限に使うために試行錯誤する傾向
女性性は志向力:時間とは柔軟性があり明確な始めと終わりが設定されていない感覚があり、時間における体験は感情という枠の中で毛玉のように絡まる傾向
こちらは研究論文データからの抜粋になりますが、このような傾向を踏まえてアプローチ法を考案するのも良いかもしれません。

今日はこのあたりで、また次回。

余談:クリスチャン・ボルタンスキー展を大阪出張の時に見ているのですが、国立新美術館では若干展示内容が違うようで、初めて見た学生時代からのアーカイブ的な方法論に影響を受けた私としては、もう一度見てみたい展示です。

日本グラフィックデザイナー協会の会員もしています。
グラフィックやブックデザイン、建築家との協業になりますが、以下からご覧いただけます。
そのうちデジタル関連のクリエイティブな取り組みもまとめていく予定です。
https://whoswho.jagda.or.jp/jp/member/2900.html

Face Book



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?