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いいお産ってなんだろう?院長に聞いてみた

あなたにとっての「いいお産」って、どんなお産でしょうか?

この先を読み進める前に、1分ほど考えてみてください。

「わたしにとってのいいお産とは、〇〇なお産。」

めぐみ助産院には、ときどき看護学生さんが実習に来られます。

(健診の見学に入らせていただいたり、昼食のときにママさんにお産のお話を聞かせていただいたり、当院を利用されている皆様、いつもありがとうございます。)

学生さんの実習の中で、「カンファレンス」という時間があり
(なんで英語なんだろう?うちでは会議というより、感想やそれぞれの思いを聞き合う場になっています)
そこで必ずテーマに挙げるのが「あなたにとっていいお産とは?」ということです。

院長の小松とし子にとってのいいお産とは?
早速聞いてみました。

「本人の希望が叶って、赤ちゃんが無事産まれ、母乳育児が順調にいき、もう一人赤ちゃんが欲しいと思うこと」

母乳育児までうまくいく、そこまで含めて考えるのがめぐみ助産院の「いいお産」なのです。

「そのために大切なのは、産む人が身体づくりも心づくりも覚悟を決めて、お産に臨むこと。あとは、素直にプロの言うことを実践していくこと。」

確かに、素直な人はお産も母乳育児もスムーズな印象があります。
もちろん腑に落ちない点やよくわからない点があれば、質問していただき、納得してその時期ごとの「やること」に取り組んでいただきたいのです。

助産師は、あくまで助ける、サポートする係です。
産むのはお母さん、あなた自身。産まれるのは、赤ちゃん。
代わりに産んであげることも、産まれてあげることもできないのです。

私たちもできることを尽くしますが、
「産む主体はお母さん自身」ということを忘れないでください。

先ほどのいいお産は、あくまでも院長の考える「いいお産」です。
あなたにとっての「いいお産」をイメージして、
私たちとそれを共有して、
いいお産に向けた心と身体づくりに向かっていただけたらと思います。

めぐみ助産院 スタッフ 小松 恵美



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