ひとりごと #1 −歓びのあるデザインを目指して−

「あなたは向いていないよ」って誰かにはっきり言われたほうが、きっとすっぱり気持ちよくやめられるのになあ。

建築をデザインする人としての向き・不向きって、わかるようでわからない。まあデザイナーってそういう職業なんだろうけど。
でも、「あの人がデザインするものはいい」っていう、言葉に表しきれない感覚があるのも確かだと思う。いいものに出会ったときはいつでも、心が踊る感覚がある。歓びがある。

ごちゃごちゃ考えすぎたのかな、、一回リセットして、シンプルな問いに戻そう。

知識が増えれば考えるポイントが増えて、方程式はどんどん複雑になっていく。でも自分としては知識がまだまだ足りていない感じもする。構造とか材料とか、他にもいろいろ。
偏りがあって中途半端な知識が、設計には一番足手まといになるのかもしれない。

初めて設計をしたときのワクワク感が遠いていく。もう一度思い出したい、思い出さなきゃ。

わたしはきっと、明日も建築を考えるのかな、
やってきてよかった、と思える日が来ることを願いながら。

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