大統領選挙を控えた、来年のアメリカの金利政策の行方は?
12月11日、
アメリカ、利下げ見送りましたね!
「FRBが、FOMCで、金融政策の現状維持を決定」
この見出しを、もう少しヒモといて説明してみましょう。
FRB→アメリカ連邦準備理事会、アメリカの日銀みたいなもん
FOMC→アメリカ連邦公開市場委員会、FRBの委員会みたいなもん
7月から3回連続で金利を下げてきたアメリカ。
今回は、利下げを見送りました!
アメリカのFF金利ってどうやって決まるの?
ところでみなさん!
アメリカが利下げした、とか、金利据え置きした、とか、ニュースになってますけれど、そもそも金利ってどうやって決まるか知っていますか?
もちろん、参考になる指標はあるのですが、
最終的には、メンバーの投票です(メンバーって言うと、ジャニーズみたい。そして投票ってAKBの総選挙みたい)。
金利を「上げるか」「そのままか」「下げるのか」投票するのです。
じゃぁ気になるよね。今回どんな投票結果だったのか。
前回は反対が2人いた金利政策ですが、
今回は、投票メンバー10人全員が、金利据え置きに賛成。
声明文には
「アメリカ経済は緩やかに成長し、雇用も底堅く拡大している」と明記。
そして「現在のスタンスが景気拡大の維持に適切だ」と主張。
2020年の金利はどうなる?
今日はもう2019年12月。
2019年も終わりです。
もう来月は2020年だよ!
そしたら、2020年の金利政策の行方も気になるところだよね。
12月11日、アメリカは今後3年間の金融政策シナリオを提示しました!
17人中
13人…金利据え置き
4人…利上げ
という結果です。
まあ今のところ中央値は「2020年は利下げも利上げもゼロ」ですね。
理由は以下のような感じ。
1.アメリカ経済はイケイケ。
景気拡大局面11年目に突入!
これって過去最長!!
2.2020年の実質成長率は2%の見込み。
失業率も3.5%の低水準を維持する見込み。
←ちなみに、失業率のこの数字も、歴史的に低い数字。
3.貿易戦争で「予防的利下げ」をしたけれど、
3回も金利を下げたから、景気失速のリスクは遠のいたと判断。
あ、ちなみにトランプさんは、「もっと金利下げてよ!」と圧力をかけています。
なんてったって、来年は大統領選挙ですからね!
以上、大統領選挙を控えた、来年のアメリカの金利についてでした!
今日は1000文字未満に収まった!読みやすいはず!
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