「やりたいことを考える」というエンタメ
こんにちは。佐々木です。
いきなりですが、「やりたいこと」を考えている時間はとても幸福ですよね。
今月やりたいこと、来年やりたいこと、将来的にやりたいこと・・・。
そしてそれを書いているときはすごく楽しい。
そう、「書いているとき」は。
書いているときはすごく楽しい。
でも、結びつかないんです。
1日1時間勉強して、1日1記事更新する。
そんな計画を立てていると楽しいし、できそうな気がしてしまう。
でも、できない。
そしてできない自分を責める。
この繰り返しです。
先日、こんな記事を見つけました。
https://diamond.jp/articles/-/251925
ベストセラー「独学大全」の作者、読書猿さんによる学習のお悩み相談記事です。
やりたいことと得意なこと、キャリア選択でどちらを優先すべきかについて悩む大学生への回答がこちら。
「やる気」は行動の原因ではなくむしろ結果であり、そして「やりたいこと」は、あなたが小説を書き上げたことがないことからも分かるように、その多くは行動にも結果にも結びつきません。つまり「やりたいこと」と「やる気」は、音は少し似ていますが、ほとんど関係がありません。
「やりたいこと」が行動に結び付きにくい理由は、それを考えることが今以上の自分をイメージすることを伴い、それだけで脳はいくらかの快感を感じるからです。(以下略)
それだ。
やりたいことを考えている時間はすごく幸せ。
それは「やりたいことを考えること」それ自体が楽しいから。
気づいていませんでしたが、この記事によって気がつきました。やりたいことを考えることは楽しい。脳が快楽を感じている。
やりたいことを考えてそれを書き出す時間はエンタメ的に楽しいんです。
しかも、「やりたいこと」を考えている時って、大抵何かストレスを受けていて、そこから逃げたい時だったりする。
やっぱり「やりたいことを考える」のはエンタメで、ストレス解消で、癒しなのでしょう。
でも、それを行動に移すのは苦痛を伴うのです。
ゲームやテレビにマンガ、他のもっともっと楽しいことが周りには溢れていて。
それらの誘惑を振り切って、「やりたいこと」を実現するのは犠牲と苦痛を伴う。
やりたいことをいつも考えてワクワクしているのに、実現できない理由がようやくわかりました。
やりたいことで癒やされるのも、たまにはいいでしょう。でも、それをエンタメ的に消費するのは何の解決にもなっていないということを理解しておかないといけないですね。
来年の目標を単なる癒しやエンタメにしないために。しっかり勉強を続けていきたいと思います。
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