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日々の学び日記

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「机に向かうだけが勉強じゃない」日々のくらしから得た小さな学びを独り言のように書いています。
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記事一覧

勉強は貯金みたいなもの

こんにちは。横浜・鎌倉で活動する家庭教師 佐々木です。 生徒さんから、「なんで勉強しないといけないんですか?」と聞かれることがあります。勉強が嫌いな子にとっては勉強する意味ってよくわからないし、なんで嫌いな勉強を毎日やらないといけないの?と疑問に思いますよね。 もちろん、勉強が好きな子にとっても、なぜ勉強が大切で、勉強を毎日やらないといけないのか、疑問に思う瞬間があるかもしれません。 高校もほとんど義務教育のようなものですし、ほとんどの子が大学に進学する現代。 なぜ勉

勉強している自分を好きになる

こんにちは。横浜・鎌倉で活動するプロ家庭教師の佐々木です。 なぜ毎日勉強するのか、あれこれ考えたり、生徒さんに聞かれて何て答えようか、なんて考えるのですが、究極は勉強する自分が好きなんです。勉強することで「今日もまたひとつ賢くなってしまった・・」と思える時間が好きです。 どうしても勉強って数値化と他者評価から逃れられないですよね、だから嫌になる時も当然あるわけですが・・・・。それでも、「今日も勉強した私えらすぎ!また賢くなって人間としてのレベル上げたわ〜」と心の中で思うの

大人になってもみんな人見知り

こんにちは。佐々木です。 今日はお隣さんを自宅にご招待して、ランチ会を開催しました。お隣さんはちょうど同時期くらいに引っ越してきた方で、多分同世代かな?ということでお声かけし、たまに自宅で一緒にご飯を食べています。 今日は自治会関係のことでお話ししたいことがあり、家に来てもらって一緒にランチしました。 私としては、近所の人とは仲良くしたいというか、すぐ隣の家に住んでいる人がどんな人なのか気になっちゃいます。話してみたいけれど、あんまりあれこれ言うのも、グイグイ行くのも違う

「歯を磨くように勉強する」ために

こんにちは。佐々木です。 「歯を磨くように勉強しろ」これはドラゴン桜で桜木先生が言った言葉です。習慣化の究極は「やらないと気持ちわるい」「やらないと眠れない」状態にすること。 どんなことでも、それが「特別なイベント」であるうちは達成できません。勉強や読書って、たまにするとすごく楽しい。たまにすると、いつもと違う感覚でワクワクする。そういう勉強もとってもいいですよね。 確かに、たまに勉強するのも楽しいけれど。何かを勉強しようってなると、毎日やっている人にはどうしても敵わな

「慣れ」という言葉がけっこう嫌い。わかってくれる人います?

「慣れ」という言葉、あなたはどんな印象を持ちますか? 「慣れ」って言葉を使わないように、心のどこかで避けてきたことに気がつきました。 誰かから何かを教わったときに、「慣れだよ!慣れ!」と言われるじゃないですか。これにちょっとひっかかってきたんだと思います。 確かに、「慣れ」って大切なんですよね。教わって、練習して、「慣れる」ことは大事なことです。当然です。結局は当人がどれだけ練習して自分のものにできるかがポイントなんですよね。 でもね、被害妄想かもしれないんですが、「

「やりたいことを考える」というエンタメ

こんにちは。佐々木です。 いきなりですが、「やりたいこと」を考えている時間はとても幸福ですよね。 今月やりたいこと、来年やりたいこと、将来的にやりたいこと・・・。 そしてそれを書いているときはすごく楽しい。 そう、「書いているとき」は。 書いているときはすごく楽しい。 でも、結びつかないんです。 1日1時間勉強して、1日1記事更新する。 そんな計画を立てていると楽しいし、できそうな気がしてしまう。 でも、できない。 そしてできない自分を責める。 この繰り返しです。 先

失敗談を語るオトナでありたい

こんばんは。佐々木です。 学生さんに教える時にすごく気をつけているのが、「失敗談を語る」ことです。 本当は、カッコつけたいから「私はすごいんだぞ!」ってことで成功談とか語りたいんですけどね(笑)。 もちろん、成功談が功を奏する時もあります。保護者の方から信頼を得るべき時とか、先生としての威厳を保つべき時とか。 その段階がある程度うまくいったら、失敗談をたくさん語った方がいいと思っています。 成功談は美しい。この人についていきたいと思わせるには十分。ただ、再現性がない。

勉強を苦行にしないために

「勉強を好きになれ」ってあるじゃないですか。学生さんっていうか社会人もとにかく勉強が嫌い。 その先にある自己成長は好きでワクワクできても、勉強そのものは好きじゃない人は多い。私もその一人です。 最近気づいたんですけど。私は自称「勉強好き」ですが、多分その後にある達成感と、その先にある自己成長が好きなだけなんです。勉強しているその瞬間は結構しんどかったりもする。 気づいたら勉強がきつくて、テキストなんか開きたくない自分がいる。 いつの間にか、勉強を苦行と思っているんです

三日坊主も繰り返せば継続になるんじゃ?

毎日noteを書くと決意したくせに、1ヶ月半も放置してしまいました。やってしまった・・・。 ですが、何事もなかったかのように今日からまた復活しようと思います。書きたい時に書くのが一番だと思うし、やめてもまた戻って来ればいいし。 一般的には、三日坊主はよからぬものと言われます。 でも、こうも考えられませんか? 三日も続くなんてすごい! って。 三日続けて、休んで、また三日続けて、それって立派な継続だと思うんですよ。三日坊主も10セットで30日。何もしないよりも確実に

休日に何かしないといけない症候群

いつからかわからないんですが、休日は「有意義に過ごさないといけない」と思っていました。 有意義に過ごすとは、どこかお出かけして、アクティビティをこなし、勉強して家事もする。みたいな。 同じ人は多いと思います。 「何もしない」ということが、怖かったんですよね。 何かしないといけない、誰かと会わないといけない。そうしないとダメな気がして。 なんだろう、 小学校では月曜にに週末何していたか作文したりして、中学校でも友達と月曜日に何をしていたか話す場面があって、大学でも月曜日に

【誤解してた】「賢者は歴史から学ぶ」の本当の意味

愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ。 これはドイツの総裁ビスマルクという人の名言だそうです。おバカな人は独りよがりで、賢者は歴史から学ぶ。確かにそうですね。 よく聞く言葉なのですが、どういう意味なのかいまいちわかっていませんでした。というか、腑に落ちていないというか。 この文章では愚者と賢者を対比し、さらに経験と歴史と対の概念としています。 愚者と賢者が対義語として使われるのは理解できますが、経験と歴史って対義語か?と聞かれると。うーん。経験の対義語って思弁でしょ?

年齢を聞くのは失礼だと思う理由

The man asked me how old l am. How rude he is ! その男の人は私が何歳なのかたずねたのですよ。なんと失礼なのでしょう。 生徒さんと英語のレッスンをしていたら、感嘆文のセクションでこんな例文が出てきました。 日本では、女性に年齢を聞くのは失礼なこととされています。そういう文化が海外にもあるのかしら?と考えて調べてみたらどうやら事情は違うようで、男女ともに年齢を聞くのは失礼なことのようです。 日本に住んでいる私たちは、初対面で年

「好きを仕事」にするのはしんどいよね。

noteで好き勝手書くようになってから、18日が経過しました(中途半端ですね) それまではアウトプットを休止していたのですが、やっぱり書くって楽しいなーなんて思ったりしています。 なぜアウトプットというか、書くことをやめてしまったというか、自然消滅的に書かなくなってしまったのですが、どうしてだろうと振り返ると、色々と怖くなったというのがあります。 仕事の一環としてブログを書いてきて、それなりに軌道にも乗って、ありがたいことに売り上げにもつながったわけですが、そうなってく

SDGsに対する違和感の正体

生徒さんから、SDGsって何なんですか?と聞かれることが増えました。正直、わたしもそう思います。 学校からSDGsについて調べてレポートを書けとか、SDGsについての英文を読んで作文しなさいやら、なぜか小中高あちこちでこんな課題が出ているんです。 学校でSDGsの18の目標を調べなさいとか、そのうち一つについて調べてレポートを書きなさいとか、SDGsに関する英文テキストを読みなさいとか、そんな宿題が学校から出ているようです。 でも、貧困とか飢餓とか言われてもわからないし