私がペパボに戻った3つの理由

この投稿は GMO Pepabo Managers Advent Calendar 2019 23日目のエントリーです。昨日は@kuma-san による「SpotifyのデータでVizを作った話」でした。

改めましてこんにちは。
ペパボでHRマネージャーを担当している@megsorinです。
いやぁ昨日のM1グランプリ、皆さんご覧になりましたか?今年もエキサイティングでしたね〜!かまいたち、最高!ということで今回は「私がペパボに戻った3つの理由」について、お届けしたいと思います。

というのもわたくし、2009年にペパボへ入社し、2018年に退職した後、今年の11月に再入社をいたしまして絶賛試用期間中でございます。
とはいえ、在籍していなかった期間がほぼ1年と短いものですから、社内会議室の名前に戸惑うこともなく(弊社の会議室は国名でネーミングされてます)、GMOグループお馴染みSV唱和でも至ってスムーズな音読をかまし、フレッシュさ皆無の新人でございます。

人事という仕事柄、部署/職種/世代問わずいろんなメンバーとの接点が多かったこともあって、ランチなんかは復帰特需でお誘いを沢山もらえており、何だか人気者になったような気分を味わえてます。
当然、ランチでも色んな人から「なんでペパボに戻ってきたんですか?」と聞かれることが多く、自分でも改めて言語化すべく良い機会なので心機一転noteを始めてみることにしました。

その1 :人事として事業と会社の成長に貢献したいから

長女感が溢れ出た、良い子な理由ですね。「転職先がゴリゴリのブラック企業だったから」なんて答えを待ってた皆さま、ご期待に添えずごめんなさい!

広い人事領域の中でも、私はいま組織開発まわりを担当させてもらっています。組織開発の定義はふんわりしているので、一言でバシッと言語化するに至ってませんが、「何かしらの取り組みを通して組織をいい感じにする」ということなんだと捉えています。(俄然、ふんわり!
会社の持つ資産を「組織開発」というレバレッジによって更にその価値を高めていくって、なんだかかっこいいじゃないですか。

ではペパボにはどんな資産があるの?
というと、“元ペパボ”を体験してみると気づかされちゃうんですね。ペパボには素晴らしい資産があることに。
100個くらい列挙できる中でも、“クリエイティブ人材”と、彼ら彼女らによって作られたサービスの上でダンシング(つくる、表現する、商いする)してくださってる素敵な“ユーザーさん”、この両者はペパボにとって、とても大切で、大きな資産であると改めて感じました。
そのダンシングをさらに熱狂させるべく、その輪が広がるように、運営組織を支援していく仕事こそ私が熱狂できる仕事なんだと思ったのです。真面目!

その2:バリエーション豊かなママ(戦友)たち

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「ママ」の切り口で何かを語るのはもはや若干の時代錯誤感すらありますが、やはり子を持つ母として共感・共有できるコミュニティはとてもありがたいです。

私自身、8歳(小2)と5歳(年中)の子供がいて、9割ワンオペの毎日を送っています。私が入社した頃はお子さんのいる女性はほぼいませんでしたが、今は産休/育休取得中のパートナーが常時複数名いる状態で、育児支援制度も年々充実してきています。私もこの8年、制度を使わせてもらいながら自律神経を保ってきました。

それぞれご家庭内のオペ按分や、子供の年齢によって制度の使い方は様々。まだお子さんが小さく、復職から間もないパートナーは時短勤務&リモート勤務で精神と体力のバランスをとっている人が多いようです。そしてママだけではなく最近は制度を利用するパパたちも増えてきています。

慣れない育児と仕事の両立をとる中で、ふと同僚との会話から、「歯みがきするときはブドウ味のジェルを使うと子どもが嫌がらないらしい」などの眼から鱗の情報をもらえたり、旦那が期待に応えてくれるのを待つより子どもの成長の方が早いことを知ったり、一生続くかのように思えてしまう苦労には終わりがあると教えてもらえたり。これまで多くの先輩ママに救われてきました。逆に自分の経験が後輩ママちゃん達の役に立てたりすることも最近は増えました。今は目下のところホットな話題は中学受験。これまた経験者から多くのメリデメ、また地域ごとの情報を入手できるので、保育園や学校のつながりとはまた違ったママコミュニティはとてもありがたい存在です。

その3:やっぱりペパボがすきだから

もたいまさこ・室井滋・小林聡美を彷彿とさせるフレーズですが、なんやかんやこれに尽きます。

理由その1の会社の資産の話を出しましたが、ペパボにはもう一つ重要な資産があると思っていて、それは「文化」です。
文化は一朝一夕でできあがるものではなく、創業からかつてのpaperboy&co.時代を経て、いろんな人やサービスの出会いと別れが織り成されて今のペパボの文化が醸成されてきました。
それでも「もっとおもしろくできる」という価値観を共有してきているのは昔から今も変わらないように思います。もちろん外部環境も会社も変化してるので、その言葉の意味も変化したり広がったりしてるはずです。でも、この価値観を大切にしているという点においては、経営トップであろうが新卒1年目であろうが同じなんだと思います。

社長のケンタロさんともこんな風に肩組み語り合えるのは、決して私が図々しいからではなく、ペパボの文化がそうさせるのです。

そんなペパボが私はすきで、私をここまで育ててくれて、とても感謝しています。じゃあなんで一回退職したんだ、という話はさておき、また一緒にやろうぜと暖かく迎えてくれたことにも感謝の気持ちでいっぱいです。

今後はそんな感謝の気持ちも出し惜しみせず、たくさん発信していきたいと思います!


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