東京

新潟で過ごした日々と
東京で過ごした日々と
2倍近く東京の方が長い

実家が同じ市内ながらも引っ越したし
水害があってから家や道が変わったから
実家に帰っても見知らぬ街並みがほとんど

東京に来た理由
都会への憧れよりも
とにかく家を出たかった

18歳の私にとって
東京は優しい街ではなかった
楽しいけれど、冷たかった

時代はバブル
浮かれてたあの頃

あれから
たくさんの幸せと
たくさんの悲しさと
いろいろあったけれど
まだ私は東京に住んでいる
そしてこれからも住んでいく

実家に住むことは、もうきっとない

だけど今の場所に最期まではいられない

自分の居場所をまだ探してる気がする

次に引っ越す日が来たら
そこが「終の住処」なのかも
どこになるのかは分からない

あしたから
おととし正月以来の帰省
久しぶりに会う家族
久しぶりのお墓参り

自分の意思とは関係なく
帰れない年月があるなんて
考えたこともなかった

この次は、またいつ帰れるのか
それすらも不透明な世の中だから

家族だからの面倒ないろんなこと
きちんと話し合ってくる予定

母ももう若くない
これからのこと
どうしたいのか
どうするのか

後悔しないように

最後まで読んでいただき、ありがとうございます♡