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お金・老GO®️

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2021年11月の記事一覧

お金があれば幸せ?

ダニエル・ギルバートさんの論文 お金に余裕があることで 「長生きができる」 「健康的な生活を送ることができる」 「余暇を楽しめる」 それによって幸福度が上がるそうです。 「お金があること=幸せ」? 幸せはお金が増えること? ある程度までの幸せにはお金が必要 でもお金で幸せを買うことは出来ません。 国連「2021年世界幸福度報告書」では、人生に対する満足度ランキングにおいて日本は95ヵ国中40位です(2020年度) 先進国の中ではかなり低い数字 「幸せを感じる方法」を見つ

年金受給者で確定申告が必要な時

自分自身はまだまだ先という方は… ご両親の申告は大丈夫ですか? 公的年金等の合計収入額が400万円以上 またはそれ以外の収入が20万円以上 の場合は確定申告が必要 年金額はすぐ分かります。 でもそれ以外の収入って何⁉︎ ① 仕事を続けている場合の給与や賞与 (給与所得) ② 生命保険会社の個人年金 (雑所得) ③ 養老保険などの満期払戻金 (一時所得) ④ 株式等の配当 (配当所得) ⑤ 土地や家を貸している (不動産所得) 税目別でそれぞれ控除額があるので、

単利と複利の違い

単利とは最初の元本にのみ利息がつくこと。 利息が付いても元本額は変わりません。 単利の場合、利息には利息が付きません。 なので年利1%で100万円預けると、今年の利息は1万円、来年の利息も1万円になります。 単利のメリットは、利息を定期的に受け取れること。 大きく増えることはありませんが、定期的な楽しみを得られます♪ 複利とは元本に付いた利息にも利息が付くことです。 100万円で年利1%の場合、2年目は1年目に発生した利息1万円を加えた101万円が再投資されます。 複利

年金は破綻しますか⁉︎

「年金は破綻する」って本当ですか? 年金は積立式じゃないから危ない?日本の年金は賦課方式 年金を支払中の人のお金を現在受取っている人に支払う仕組み 年金破綻説が出るたびに「積立金が足りないから」ということが言われてます。 しかしそもそも賦課方式は、積立金はなくて良いのです。 賦課方式を分かりやすく言えば、言葉は悪いですが自転車操業です。 払ってもらった分ですぐに支払う……それで足りなかった時に補うためにあるのが積立金。 先進国は全て日本と同じ賦課方式。 そして日本の

iDeCoの年末調整

最近、iDeCoの年末調整や確定申告での申告忘れへの注意喚起の記事をよく見かけます。 iDeCoやってる方はお気をつけて! 忘れてしまう理由① 差出人の国民年金基金連合会なんて関係ないと思って見ていなかった。 ② 小規模企業共済等掛金控除証明書と書いてあっても、iDeCoとは思わなかった。 ③ よく分からないから、どうせDMと思って捨てていた。 年末調整や確定申告をしていなかったら、税額に反映はされません! 節税が魅力の商品で、節税しないなんて勿体なさ過ぎです!

年金を受け取るための手続き

公的年金は原則65歳から受取になります。 年金の受取り開始は自動でありません! 手続きなしでは受け取れないので、注意が必要 65歳の誕生日の約3か月前に年金請求書が送られてきます。 ここで封を開けず、気付かずに手続きをしない方も多いそうです。 年金機構からの手紙は必ず開封しましょう。 いつも読んでない方は要注意ですよ! 記録に間違いがないか必ず確認してください。 誕生日に送られてくる「ねんきん定期便」を毎年きちんと確認することをオススメします。 住所等は住民基本台帳

セルフメディケーション税制

確定申告で行う医療費控除のやり方の1つ。 「セルフメディケーション税制」は、ドラッグストア等で買う薬の購入費用(家族全員分)が1年間で12,000円を超えた場合、所得控除を受けられる制度です。 健康の保持増進および病気の予防として、一定の取り組みを行っている人のみが使うことができます。 健康診断、メタボ健診、がん検診、予防接種のどれか1つやっていること(証明書類が必要) スイッチOTC医薬品に選ばれた薬のみ 目印はこのマーク↓ レシートにも区別できるように表示がされて

年金改正のポイント

被保険者保険適用拡大厚生年金に加入できる人が増えます パートや非正規でも加入枠が拡大! 130万の壁→106万の壁 在職年金の見直し2022年10月から 60~65歳の間27万以上働くと年金額を調整されていましたが、調整されるのが47万からに変更されました。 また年金額を毎年再計算するようになります。 70歳、退職時、受取開始時の再計算だったために60歳以降も年金支払いをしたり、65歳以降の引下げをした後の受取額がよく分からなくなっていたことが改善されます。 繰下げ上限

『不安と折り合いをつけてうまいこと老いる生き方』を読みました

92歳 老いのベテラン 精神科医と 54歳 老いの入口 精神科医の対談本 老いの話ですが、全く重たくありません あっという間にサクッと軽く読めます♪ 人生100年時代後半戦は 現役時代と違った悩みと心身の変化 歳取ると気楽になる 人の目から解放される 自分の感性でモノも生き方も選ぶ 老いは自然なこと 抗おうとすることで執着を増やしている シワは人間の年輪 役割の変化を受け入れる 若い人と張り合わない 脇役、サポーター役 責任からの解放 自分に素直に楽に生きる 人間

未支給年金とは

年金給付を受けていた人が亡くなり、その人が受け取らなかった年金のこと。 年金は偶数月の15日払い (例:4、5月分は6月15日払い) もし5月に亡くなられると、6月に支給されるはずだった2ヶ月分が未支給年金になり相続人が受け取ることが出来ます。 また年金繰り下げしていて、まだ受給開始をしていない人が亡くなった場合も5年間遡って未支給年金を相続人が請求できます。 但し繰下げ分の増額はされずに、65歳で支給を始めたとして計算されます。 繰下げして「もらわずに死んだら損だ!」

安い国になってしまった日本

この前、日本の上がらない給料の話を書きました。 最近はこの問題を取り上げているコラムが増えています。 この週末にもこんな記事が出ていました。 激安、価格破壊 その価格を支えているのは安い労働力 物価が安ければ、給料が上がらなくても大丈夫なのか? 「海外の安い労働力」なんてもう言えません 日本が安い労働力になってきているのです 日本の給料が安い問題、給料が上がらなければ余裕が増えない このままでは経済に回るお金が増える訳がない・・・ ( ノД`) そんな中で物価はジ