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【妻のターン】2020年3月の選書

おうちタイムをお過ごしのみなさん、お元気ですか?
私は在宅ワーク1週間が過ぎて
新しいルーティーン定着中。
仕事を始める前にチョコをちょこっと、
日替わりのマグで朝コーヒータイム。
あら?これまでとほとんど変わりませんな!

しばらく続く、イレギュラーな日々。
ざわざわするときこそちょっとした喜びをどんどん見つけて大切にしていきたいです。

さて!それではブックマンションの棚ラインナップ紹介です。

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吉祥寺・Book Mansion No.84の棚で展開中
『ブックスMeglish』の選書&コメントです。
奇数月:妻(Meglish)の担当
偶数月:夫(ヒロタアタル)の担当

3月のテーマ:再読したい大満足本

「オーデュボンの祈り」by 伊坂幸太郎
これがデビュー作なの!?と、ひっくりかえりますね。
奇想天外の展開の中で
パズルのピースがはまっていくラスト30ページ。
その後の作品も伏線回収っぷりが
さらにパワーアップしちゃってて、すごいですよね、ほんと。

「キッチン」by 吉本ばなな
ほんと、いい展開なのです。
主要登場人物のお三方、
みかげちゃん、田辺雄一、えり子さんがなんとも魅力的。
続編の「満月」も、状況は結構過酷なのだけれど
幸福感にあふれています。
こないだ約20年ぶりに読み返して
じぃんとしちゃった。


「きらきらひかる」by 江國香織
関係性の妙。
人と関わるってなかなかのことですよね。
自分と同じ人はひとりもいないんだもの。
だからこその孤独と喜びがあるように思います。
登場人物たちのちょっとした表情を想像したくなる物語です。


「君のそばで会おう」by 銀色夏生
じーっと眺めたくなる
鮮やかな風景写真と
小さく細いフォントの言葉たち。
旅に持って行って車窓を楽しみながら
ゆっくりページをめくるのにぴったりの本です。

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さあ、今週はどういう日々になるかしらん。桜舞う空眺めつつ、心を穏やかに過ごせますように。


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