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101匹わんちゃんて親2匹、子供15匹、その他84匹っていう圧倒的にその他がマジョリティな話なのね。

101匹わんちゃんをちゃんと見たの初めてだった。
まずは2匹の犬がきっかけで出会い、結婚し、飼い主と飼い犬がそれぞれ夫婦になったのちに、15匹の子犬を生むんだけど、さらわれて戻ってきた時には一緒にさらわれていた仲間も連れ帰って99匹になってたよ、と。この辺のこともよくわかってなかったから。親2匹、子供15匹、その他84匹っていう圧倒的にその他がマジョリティな話なのね。


犬がさらわれた理由は毛皮でコートを作りたいと言うひどい理由なのだけど、このダルメシアンの子犬で毛皮を作ろうとする悪女クルエラ・ド・ビルがなかなか良い味出してる。このキャラクターの生みの親はシンデレラやオーロラ姫、ティンカーベル、マレフィセントなども手がけたマーク・デイヴィスで、本人もこのキャラを気に入っていたらしい。髪の毛、左右で色違うし、なんかイかれた悪役。(デザイナーという設定)でも、ちょっと洒脱なんだよね嫌なやつだけど。


それと、この名前、よく考えたら意地悪子、みたいなネーミングだよなぁ。ヒロインの名前が河合伊代奈(かわいいよな)だったマジカルタルるートくん的なストレートなネーミング。

夫妻は田舎に引っ越して101匹の犬を飼うと言う結論なんだけどちょっと多すぎだよね。。。餌代だけで破産しそうとか現実的な勘定をついしてしまう。そもそも15匹の親である2匹は一緒に助け出しはしたものの、一緒に暮らすことをどこまで考えていたんだろう。犬にとっての家族とは一体なんなのか。

ということをつらつら考えつつ、アニメーターの作業を思うとゾッとする、ダルメシアンが101匹出てきますって言われたらまじかよってなりそう。。50年以上前の作品だからね……。

あ、そういえば、子犬をさらう実行犯の片割れの吹き替えの声がルパン三世だった!ので、ルパンにしか聞こえなくてちょっと笑った。泥棒役だし。

子供にどう思ったか聞いてみたら101匹という数が中途半端だなと思ったらしく、最初に生まれて間もなく死にかけていた子がそのまま死んでいたら100匹でキリが良かったけど、生き返って良かったとは思う、と言っていた。お風呂で100まで数えたりしていたから100にキリが良いイメージを持っているのかな。割り算の概念はまだ知らないだろうし素数とかそういうことはまだ知らないはずなんだけど、気になるポイントが予想外でおもろい。

そもそも生まれてすぐに死ぬことはあるのかと聞かれたので、出産は親子ともに命がけでどちらも死ぬことは普通にあるよ、と伝えたら自分の場合は両方死ななくてよかったと安堵していた。子供が自分ごととして産む、産まれる、を考えることなんてまずないよなぁ、と思うと物語に接することで初めて感じたり考えたりすることがたくさんあるんだな、ってことに改めて気づかされる。


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