週の振り返り ~2022.10.17週~

女神です。


少しずつ寒くなってきましたが、日本の中心・東京の気温を観ますと、冬はまだ先のようです。


まずは、【ゆっくりと深まっていく秋】を楽しみましょう。


紅葉もこれからが本番です。


しかし、為替、株式を観ていますと、冬の始まりの兆候も出てきました。


週の振り返りをしましょう。


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為替の日足チャートを観てください。




週末の為替介入の値動きが反映されていません。




神類の、その名も神田さん、【神だ財務官】のコメントが出ました。




高値から4円以上の円高ドル安に進みました。


前回お伝えした153円は今回はイキませんでした…すみません。


ちょっと不完全燃焼ではありますが、1ドル=約152円までイキましたので、今度こそ一旦の天井形成中チャートになったと想います。


今週からは、円高が一服すれば【2番天井】を試しにいくことになります。


【2番天井】を確認したら、その後は今年は円買いトレードを狙うことになります。


【円安第一波】の最終局面になってきました。


ユーロ円も高値を更新しましたが、為替介入によって大きく戻されました。


ユーロ円に関しては、今はトレードに向かない気がします。


ユーロやポンドも、円同様、問題だらけだからです。


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日経平均の日足チャートを観てください。




形を整えていますが、上抜けまでは、もう少し時間掛かりそうです。


また、上抜けずに中立トレンドを続けそうな、やや弱い印象も受けます。


このところの強烈な円安でも、大して上がらない日経平均、そして利益も弱含みとなっていることから、今は狙いづらいですね。


やはり…本命はアメリカ株式になりそうです。


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日本リート、海外リートの日足チャートを観てください。






日本リートは下げています。


海外リートも週末の為替を考えますと、あまり強くありません。


株式は夢がありますが、リートは現実的な分配金が魅力です。


米国債利回りが4%になっていますから、リートや不動産に資金が回りにくくなっているのかもしれません。


インフレ=物価高=不動産高、という連想はありますが、今は本当のインフレ=インフレ第二波ではないのかもしれません。


円安やインフレは、今年はこれから落ち着いていくと想いますが、来年のどこかで【円安インフレの第二波】がやってくる予感がしています。


どちらにせよ、現在、リートの利回りは4%以下です。




日本リートは3.9%ですから、4%超えは少し買ってくる機関投資家もいると想います。


資金に余裕があれば、利回り4%超えは少額で打診買いしても良いかもしれません。


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S&P500、ナスダックの日足チャートを観てください。





S&P500、ナスダック共に、下げ止まり感が出てきました。


S&P500の3800以下、ナスダックの11000以下、は安いと感じる水準なのかもしれません。


季節は、まだ秋です。


株式を抱えて眠る【冬の冬眠】は、もう少し先です。


本格上昇は来ないものの、ゆっくりと仕込みを継続する…そんな態度が聖解なのかなと感じる今日この頃です。


今の為替フィーバーも、【秋の終わり】には円を売り【飽きて終わり】が来るでしょう。


ラッセル2000の日足チャートも観てください。




小型株もしっかりとした値動きです。


もう少しヨコヨコして冬眠のエネルギーを貯めることでしょう。


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米国債のチャートを観てください。





金利が上げ続けています。


私の過去の想定より強いです。


4%超えてきますと、【米ドル元本保証4%】になりますから、資金が流れてくるかなと想っていましたが、インフレがしつこく、4.2%を超えてしまいました。


これが一時的なこと(=冬になる頃には落ち着く)なのか、それとも冬になっても加速して5%に到達してしまうのか?


ドル円と米国債金利の連動性もあるため、注視したいと想います。


ドル円は1番天井を付け、今後2番天井を付けることになります。


現在の想定では、冬には落ちてくるかな、というイメージです。


原油価格のチャートを観てください。




戻していますが、特に問題ありません。


来年の何処かで来るであろう、【インフレ第二波】、【円安第二波】が来るまでは、100〜110ドル以下を推移するという想定をしています。


ゴールドの週足チャートを観てください。




綺麗な形です。


本格上昇は、来年でしょうか。



ビットコインのチャートを観てください。




株式、ナスダックと連動して冬眠の時を待っているかのようです。


上方向を視ていますが、本命にはしない方が良いでしょう。


というのも、今の世界の大きなテーマの1つは、インフレです。


インフレ=金余り、です。


ビットコインが上がっているのは、マーケットに資金が余っていたから、という解釈もできます。


インフレが終わる時、ビットコインの魅力も終わってしまう、そんな未来も視えなくもありません。


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新興国株式の日足チャートを観てください。




共産党大会が閉会しました。




市場関係者の情報によると、明るい話題はあまりなかった、とのことです。


新興国株式は既にかなり売られているので、【アメリカと共に新興国株式も少し買って冬眠】という戦略は悪くはないのかもしれません。





女神より、愛を込めて。


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