
[無料]少しでも絵の上達をしたいなら〇〇しようぜ!
naめがうらは基本、稼ぎ方を中心にいろいろな裏を載せていますが、イラストに関する「裏」も載せてみようと思いました。
コンセプトからずれるので、やっちゃいけないかなあと思いつつ、
「コンセプトを変更したらいいんじゃないか?」思ったので、とりあえず絵を描く際の裏をかいてみることに。
グレースケールで描くメリット
グレースケールで絵を描くメリットは
明暗のみを考え色を考えなくていい
明暗のみを考えるということは、色という情報が減ります。
すると絵の鑑賞ポイントが大きく変わるのです。
例えばこちらの絵では色を載せています。色を載せているから明暗以外にも彩度や色本体にも鑑賞ポイントが広がるのです。
彩度:鮮やかかそうでないか。鮮やかほどはっきりとした色になり、そうでないと真っ白へ近づく
色という情報が増えると、絵の人物がどんな髪の毛をしているか。どんな光景でいるのか、具体的な情報を入手できます。その代わり、具体的だからこそ鑑賞者はグレースケールやモノクロに比べ、想像力を必要としなくなります。
グレースケールは「鑑賞者の想像力」で色を補わなければなりません。鑑賞者と一緒に「作品を創る」感じです。鑑賞者にとっても脳内で色を補う力がないと、絵を楽しめられないのです。
ということは……描き手にとってグレースケールは「色を塗った際の想像力」がないと、きっつい作業です。僕は最初、グレースケールのみでイラストを描けませんでした。自分の中で色を補えなかったからです。
白黒漫画は特にすごい。よく線とトーンだけで奥行きや明暗その他を表現できるものだ。
カラーを塗ってから白黒を描くほうが簡単だと思っています。
絵の想像力において別のものに例えると受験勉強です。色のついたイラストは解説が詳しい練習問題集です。グレースケールはそれほど解説が詳しくない問題集であり、詳しくないからこそ自分で調べ、解説で省かれた項目を自分で埋めていかなければなりません。
だからこそ最初は解説が詳しい問題集をやって、慣れてきたらあまり解説が詳しくない問題集を手に取り、自力で解説の穴を埋めていく。自分で穴埋めをする作業こそ、あなたの想像力を鍛えるのです。
解説の穴を埋める行為こそ、あなたにとってのテクニックでありノウハウにもつながります。
現在描いている絵にはどんな「穴」があり、自分は埋められていないのか。穴埋め作業は徹底した調査と試行錯誤を要求するので、しんどいです。
グレースケールで絵を描いたら人様の作品を見て絶望しよう
グレースケールで絵を描いたら色を塗る前に、ピクシブやインスタグラム、そのたのサイトで人様の絵を見ていきましょう。
すると絵のうまさだけでなく「自分は何が足りなくて、何を欲しているか」に気づきやすいので、軽く絶望します。
例えばピクシブで見つけた上記イラスト、僕はこの絵を見て自分の絵と比べ、軽く絶望へ至りました。
髪の毛を細かく描いていない
グレースケールで透き通った肌を再現できていない
気づくわけです。すると自分はどんな絵を描いていきたいか。
もっと細かく枝分かれする感じの髪の毛を描きたい
透き通った肌を表現したい
感じで気づくと思うので、ぜひやってみてください。
記事を書いた後に思います。
「これってめがうらかしら?」
どーでしょう。
なおイラストに関しては上記リンクにて「ABテスト」を行いました。
欲望に訴える絵とそうでない絵、どんな反応さが生じたかといいますと……今すぐお読みください。