呼吸を楽にしてくれる香り

もう20年近く前になるが、大好きな父が入院した。

よく作っていたのが、アロエジェルに、呼吸によさそうな精油、シダーウッドや、ジュニバーなど森林の香りをいくつかピックアップし混ぜたもの。

切開していた喉の周りに塗ってあげると、気持ちよさそうにしていたなぁ。

ただ時折、「いやいや」をされたのを思い出した。香りがきつかったよう。

のどに穴を開けていたので、声が出すことが出来ず、首を横に振るしか出来なかった父。

当時参考にしたのがこの本。フランスの軍医であったジャン・バルネ博士(Dr. Jean Valnet 1920〜1995)の本。特にメディカルよりのアロマセラピーを実践している人のバイブルだ。

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肺や器官にいい精油をこの本から抜粋してみた。


”呼吸困難には、ヒソップ(柳ハッカ)、
呼吸機能不全には、シナモン、
喘息には、 カユプテ タイム ニアウリ パイン ヒソップ ペパーミント マジョラム ユーカリ ラベンダー レモン ローズマリー、
肺炎には、パイン ユーカリ ラベンダー レモン、
肺結核には、カユプテ クローブ ニアウリ パイン ヒソップ ユーカリ ラベンダー レモン、
肺の各種疾患には、カユプテ クローブ サイプレス サンダルウッド タイム ニアウリ パイン ヒソップ フェンネル ペパーミント ユーカリ ラベンダー”

おススメはパイン。そう、あの松。
日本人にはおなじみの木。

バッジ博士は、フランス人なので、ヒバやヒノキを知らなかったかもしれない。きっと知っていればこれらも挙がっていたはず。

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アロマポットが無くても、ハンカチに落としたり、マグカップに一滴落として、思いっきり深呼吸してもらいたい。

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