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音、徒然なるままに・・・(ジャミロクワイ)

昨今の音楽状況と言えば、70年代から90年代のサウンドの影響下にあると言って良いと思う

70年代は音楽的にひとつのピークに達した時代だと言える
80年代はひと言で言えばテクノロジーの時代、打ち込み全盛期だ
90年代は80年代のプログラミングされたサウンドに飽きた時代、
初めて過去の時代を振り返りサウンドの再評価、再構築に入った

従って90年代は70年代のサウンドによく似た時代だった
ジャミロクワイやブランニューヘヴィーズなどのバンドが良い例だ

今回このジャミロクワイの初期のヒット曲「Space Cowboy」のサウンドをコード進行とともに考察したい

この曲、70年代のハービー・ハンコック、ロニー・リストン・スミス、ロイ・エアーズなどのサウンドを彷彿とさせる非常に浮遊感のあるサウンド
この浮遊感の源はminor9th系などの5和音と部分転調だ

キーはD♭で始まるが、Aパートの進行は1小節ごとにキーが変わる感覚
これが浮遊感を生むjazzyで70年代ニューソウル的なコード進行だ

1971〜73年あたりのスティービー・ワンダーなどにもこういった作品が見られる
個人的には大好きなサウンドだ

Space Cowboy-Jamiroquai

[Intro]
|Ebm9,Fm9|Ab9sus4|・/・||

[A]
|DbM9|Gm7/C|BM9|E/F#|
|DbM9|Gm7/C|BM9|E/F#,Gb/Ab||

[B]
|C#m9|BM9|Gb/Ab|Gb/Ab||

[C]
|Ebm9,Fm9|Bbm9|Ebm9,Fm9|Bbm9|
|Ebm9,Fm9|Bbm9|Ebm9,Fm9|Bbm9||



https://youtu.be/OPkjnRIdQXQ

#音楽 #music #pops #Jamiroquai #ジャミロクワイ #90s #90年代

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