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育休からの復職が不安な皆さんへ

こんにちは!ミートキャリア(meetcareer)です。
ミートキャリアでは育休中のユーザーさんも多いのですが、よく耳にするのが「復職後がとにかく不安」という声です。しかも「夫と分担したいけど、伝え方がわからない」「会社にも希望とかは言いづらい」「自分が我慢し、頑張るしかないのか」と、1人で抱えこんでいる方も多くいらっしゃいます。

たくさんの復職後の方のキャリア相談をしてきたミートキャリアでは、『不安』の復職を『納得』の復職に変えるお手伝いをしたいと、12月7日より、「テキストプログラム復職準備編」をスタートしました。キャリアサポーターからの質問メールに答えていくことで、自分の家族観や仕事観、不安や準備すべきことを整理するものです。(詳細はこの記事の最後をご覧ください!)

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そこで、今日はプログラム開発に携わったキャリアサポーターのまどかさんに逆質問!プログラムの意図や込めた思いを聞きました。

まどかさんは企業で人事として働きながら、副業でミートキャリアのキャリアサポーターを務める2児の母。2回目の復職をこの春経験されたばかり!キャリア支援のプロであり、復職の先輩ママです。

まどかさん

▲キャリアサポーターまどかさん

育休中の方はどんな不安を抱えている?

Q:ミートキャリアには育休中のユーザーさんもたくさんいらっしゃいます。復職後の何に不安を抱えている方が多い印象ですか?

A:両立全般への不安です。まずは、「ワーママは大変と聞く」「子育て中の先輩を見ていて大変そう」というイメージからの不安です。

次に「妊娠前は残業もしていたから復職後の働き方がイメージできない」「育休中に上司が変わったから不安」という働き方の不安。

そして、「子どもが体調不良になった時どうしよう」「それで職場に迷惑をかけないか不安」という子どもの突発的な事態についての不安などです。

でも、意外と多いのが『なんとなく不安』。不安がまだ言語化されていないんですね。

復職後の悩み、会社に言いづらいのはなぜ?

Q:ミートキャリアが行った育休復職者アンケートでは復職時の会社との面談は7割の方がしている一方で、復職後は働き方やキャリアの不満や悩みを会社に伝えていない人が多いことが分かりました。復職する人が増えてきても、会社には言いづらいのはなぜでしょう?

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A:「伝えることは不要」という思い込みと、「伝えても無駄」という諦めの2つあると思います。

前者は 不満や悩みを言ってはいけないと思っている、家庭との両立は個人的な悩みだから上司や会社が知りたいだなんて思いもしない、 子育ての都合にあわせて働かせてもらえるだけでありがたいから言えない、など。

後者は 会社に伝えたところで対処してもらえるとも思えない、伝えられても上司は困ると思う、自分だけ大変!みたいにアピールするのは反感を買うと思う、などです。

でも、その思い込みや諦めを一度捨てたところにご自身の本心や大切にしたいことがあるはず。テキストプログラムではそこを考えていきます。
それを適切に伝えることで、双方にメリットのある情報交換になります。

パートナーとの価値観の共有を重視した理由は?

Q:プログラムでは、パートナーとの価値観の共有やすり合わせを重視しています。復職準備に当たり、パートナーとの取り組みが大事のはなぜですか? 

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A:一人で頑張ると、後で無理が来ます。私は、来ました(苦笑)。思い出したくないくらい夫にイライラ、そして子にもイライラしてしまい、「仕事も何もかも中途半端」と辛くなり…。でも、「夫を教育せねば!」とか「協力してよ!(怒)」みたいなコミュニケーションでは、うまくいきませんでした。

どうしたらいいいのかと、学んだり、他の夫婦の話を聞いてみたりしてみたところ、軽やかに働き生きているワーキングペアレンツの方々は、パートナーとのコミュニケーションがおおむねよく取れていることがわかりました。

夫婦間での分担がうまくいっているとか、夫婦で育休をとっているとか、そういうことではなく(それも素敵なことですが)、お互いにコミュニケーションを取り、お互いを尊重し、お互いが納得しておくことで、家族として日々が円滑に回り、困難も乗り越えることができます。

ミートキャリアのテキストプログラム復職準備編は夫婦プログラムではなく、あくまで申込みをしてくださった方が主役のプログラムです。なので、必ずパートナーとのすり合わせができなければいけないわけではありません。ただ、復職に向け、コミュニケーションを取っておくとよいポイントは押さえてもらえるよう設計しています。

プログラム作りでもっともこだわったポイントは?

Q:復職準備編は3ヵ月間、テーマに沿った週1回の質問メールに返信していく形式です。プログラム作りでもっともこだわったポイントはどこですか?

A:毎回のメールでは情報をたくさん提供しつつも、質問の答えは各自が導き出せるようにと意識していますが、その途中で「はぁ~復職、面倒くさいな」となってしまっては悲しい。

そこで、できるだけ「なんか、わくわくしてきた!」と復職をポジティブにイメージしてもらえるように、プログラム自体が楽しく取り組めると思ってもらえるように。これを一番、こだわりました!

例えば、新婚の気持ちを思い出してもらったり、家事を楽ちんにすることを考えてもらったり。仕事ではどんな服装で働きたいか、どんなランチタイムを過ごしたいかなど、楽しみながら回答してもらいたい質問も入っています!

キャリアサポーターという第三者の手を借りることのメリットは?

Q:復職準備編は、復職経験のあるキャリアサポーターと1対1のメール形式で行います。それなりに期間やお金もかかりますが、第三者の手を借りて取り組むことのメリットは何でしょう? 

復職編の2人

▲プログラムを担当するキャリアサポーター

A:ただでさえ育児で忙しい育休中。あれを考えておこう、これを調べておこうと思いつつも、気づけば日々が過ぎ去っていた…となりがちです。そんな中、キャリアサポーターという相手がいるからサボらず続けられる、というメリットはあります。

でも一番のメリットは、第三者であり、プロのキャリアカウンセラーからの深堀りする質問や情報提供によって、「自分にしかないけれど、自分だけでは出しきれない答え」が導き出せることだと思います。

復職経験者として、子どもを育てながら働く喜びを一言お願いします!

Q:世の中に両立が大変!というイメージが漂っています。復職を2回経験したお1人として、子どもを育てながら働くことの喜び、そしてパートナーと子育てを共にする喜びをぜひ一言お願いします!

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A:子どもがいるから頑張れる!パートナーがいるからやり切れる!です。

保育園のお迎えに行き、我が子に抱き着かれた瞬間にすべての仕事の疲れが飛んでいきます。逆に、子どもに振り回されてしまった後、仕事で狙った成果を出して、好きな昼食を取れたりすると、「働くっていいわ~」とも思います。

両立という言葉は、「仕事VS家庭」みたいなイメージを連想させるかもしれませんが、「どちらもあるからどちらもよい」ができるんだなぁ、と感じています!

パートナーについて、実は「夫は戦力外」なんて勝手に諦めていた時期もありました。でも、少しずつ対話を重ねて、今は無くてはならない存在です。

お互いを尊重し、理解し合える仲間がいると、「我が家」運営への不安が減り、精神的な支えになります。大人の手があるという点では、もちろん物理的な支えにもなります。

これから復職される皆さんは、生きて、子育てして、働きながら家庭を運営していくという、人生の中でも彩りにあふれ、楽しみが盛りだくさんのステージに立とうとしています。
皆さん自身が立ちたいステージがどんなものかを探し、そこに立つための準備をする。それを、お手伝いできたら嬉しいです!

テキストプログラム復職準備編のお申し込みはこちら

テキスト復職編

どんなプログラムか3行でまとめると、

・復職経験のあるキャリアサポーターと1対1のメール形式で3ヵ月間行う
・週1回送られる質問に返信を書きながら(タイミングは自由)、自分の考えや状況を整理する
・質問のテーマは1ヵ月目は価値観の明確化、2ヵ月目はパートナーとのビジョンの共有、3ヵ月目は復職準備とテーマが決まっている

というものです。

▼プログラム詳細
家族観や人生観、仕事観から、パートナーとの価値観の共有、家事育児の可視化、分担とスケジュール、上司とのコミュニケーションまで。
キャリアサポーターと1つひとつ言語化していくことで、自分の「軸」が定まり、「不安」が見える化され、自分なりの準備を経て「納得」に変えていくことができますよ!

▼お申し込み
「申し込む」ボタンを押して、お申し込みフォームより事前ヒアリングにご回答ください。確認後、担当よりチャットでご連絡します。木曜日までにご回答いただいた場合、翌週月曜日配信スタートとなります。

来春復職の方は、今のうちにスタートしておくと、慣らし保育中にプログラムで考えたことをお試し実行しやすいですよ!
また、2人目の復職の方、男性の方も歓迎です。

*年内開始をご希望の場合、12/17までの申込と入金で12/21開始ができます。以降の申込は1/4開始となります

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